アルストロメリアの花はピンクやオレンジなどカラーが多く、とても華やかでその場を明るくしてくれます。品種の数が非常に多いのですがその多くが一季先で、春に開花時期を迎えます。
華やかなイメージとお世話のしやすさからガーデニングが好きな人たちの間でも人気があるお花ですが、園芸の経験が少ない人は球根から失敗せずに育てられるか心配という声が聞かれます。
もしも球根から育てる事が心配で育てたことが無いというのなら、苗から育ててみてはいかがでしょうか?
アルストロメリアの苗の植え付けに最適な時期はいつ?
アルストロメリアは球根性の植物なので、球根を植えつけて育てるのが一般的な方法です。しかし園芸の経験が少ない人は、株が強く成長した株を手に入れて育てるのが安心です。
アルストロメリアは日差しを好み、湿気を嫌う性質があります。春に日照時間が長くなってたくさんの日差しを浴びると、花芽をたくさん付けます。
湿気には弱いので水はけの良い土壌に植えつけて、長雨が直接あたる場所は避けます。夏と冬に休眠に入るので、水やりはほとんど必要なく肥料も必要ありません。
アルストロメリアを春に咲かせるためには、球根は早めの秋に植えつけます。球根は園芸店やホームセンターなどにほぼ1年中売られています。
そしてアルストロメリアの苗も同じく園芸店などで購入でき、10月頃から出回ります。
苗は春先にも売られているため植え付けしてまもなく花が咲くことが理想ですが、それでは花芽を付けるには時間が足りません。
そして早めに出回っている苗を見つけてまだ気温が高い時期に苗を受け付けると、暑さに弱い苗が腐ってしまいます。
したがって苗を植えつける時期は、苗が多く出回る10月頃が最適です。この頃なら暑さが無く湿気も落ち着き、本格的に寒くなる前に育成させられるので冬の寒さにも耐えられます。
まとめ
アルストロメリアは球根意外に、苗からもそだてる事ができます。苗から育てるとしっかり育成できているので、枯れる心配がありません。しかし植え付けの時期を守らなければ、花が咲かない可能性があります。アルストロメリアの苗は10月頃に受け付けることが最適です。