チューリップには毒があるなんていうのは知っていましたか?犬や猫にチューリップは毒になる危険性がありますが、その中毒症状にはどんな物があるでしょう?早速調べてみましょう。
【チューリップの毒は犬にとって危険?】
チューリップの球根は犬にとっては中毒症状をおこします。チューリップの球根を不用意にそこらへんに置いておかない様にしないと、誤って犬が食べてしまうと大変です。ペット栄養学会誌によるとラブラドール・レトルリバーが球根を誤って食べて中毒症状を起こしたという報告があります。幸い命はとりとめましたがくれぐれも家の中にチューリップを育成しないようにしましょう。
【チューリップの毒は猫にとって危険?】
ユリ科のチューリップはネコにとって最も注意しなければいけません。花粉でも吸引してしまうと嘔吐やだるさ、腎不全症状など血尿などが出ます。今の所、治療方法が明らかになっていないので、家の中にチューリップを家の中に置かない様に注意しなければいけません。
【チューリップの毒による症状は?】
チューリップの中毒症状は嘔吐や下痢、血便などの胃腸症状やひどくなると呼吸困難、痙攣、心毒性による不整脈などの循環系症状などが表れますので、症状が出たら即、動物病院に連れていくことをおすすめします。
チューリップの花にはチューリッピンという心臓毒があり、球根にはツリパリンという毒があります。触れただけで皮膚に炎症を起こすことがあるほどです。花粉でも中毒症状を起こすこともありますので、室内での育成はしない方がいいでしょう。
【まとめ】
犬や猫にチューリップは危険です。なぜならば球根や葉にも毒性を持つ成分が含まれていますので、球根や葉を誤って食べてしまうと、中毒症状が出ます。例えば嘔吐や下痢などの胃腸症状や呼吸困難、痙攣、心毒症による不整脈などの循環器症状などが表れますので早めに動物病院に連れていく等の処置をとりましょう。