チューリップの花には毒があります。これは日本植物生理学会によるものですが、チューリップの花、葉、球根などにはアレルゲンが含まれていることがしられている様です。ほとんどの人には出ないようですが敏感な人は触れると皮膚炎が問題になっているようです。特にヨーロッパなどでチューリップの花の業者の人の中には皮膚炎を起こすので、ゴム手袋を使用した方がいいともいわれています。

 チューリップ 花 毒

【チューリップの花には毒性があるの?】 

ユリ科チューリップには毒性があるのは知られています。チューリップを扱う農家の人は手洗いをよくするらしく手が荒れているとのことです。また報告によるとドイツの牧場で牧草、乾草とチューリップ球根を食べた肉牛50頭のうち14頭が毒による影響を受けたとのことです。症状としてでたものは粘膜炎症、嘔吐、下痢などの消化症状がでました。

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原因として考えられたのは、チューリピン、配糖体、レクチンという物質なのではないかといわれています。その他、猫、犬、などが球根を食べて胃腸症状で嘔吐、胃痙攣、消化」不良など中毒症状を起こすことはしられています。毒性のもとは今の所正確には、明確にはされていませんが、チューリピン、チューリポサイド、レクチン、アルカロイドに関係しているのではないかと思われます。

 【まとめ】

チューリップは花、茎、葉、共に毒性があるといわれています。これは普通にちょっと触る程度の物だとアレルギー症状は出ませんが、けっこう敏感な人やヨーロッパなどチューリップ業に関わっている人には皮膚炎が表れる場合があり、手袋をして作業をしなければいけません。しかも、手洗いをする人も多いのです。

また、過去に牧草などとまぜたチューリップの球根を食べた牛が嘔吐、下痢などの消化器症状がでてしまったケースもあります。毒性はけっこう強くて、危険なので、犬や猫も同様で、球根や葉や茎なども毒性の基があると言われているので、屋内でチューリップを育てることはしないほうがいいですね。