菊は日本において代表的な花でとても身近な花ですよね。スーパーでも仏花として販売されている場面を目にすることがあると思います。仏花のイメージの強い菊ですが、現在はカラフルで可愛い西洋菊が多種栽培され、お正月にも飾られ私たちの目を楽しませてくれています。

ガーデニングでも人気のある花の一つですので自分で育ててみたいなと思っている方も多いのではないでしょうか。ここでは菊の現状と値段を色々な方面から見てみようと思います。

菊の花の種類別の値段について

菊 値段 花

菊と一言で言っても、苗だったり切り花だったり、種類によって値段は違いますよね。

種:菊を種から栽培するのはとても難しくほとんどの方が苗から育てますし、苗からの栽培をお勧めします。

けれども種も実際には販売しています。メーカーによって異なりますが、おおよそ1袋100〜200円程度でお買い求めいただけると思います。

苗:菊の種類は花びらの大きな大菊から小さい小菊まで、またマムと呼ばれる西洋菊まで多種あり花数には大きな違いがありますが、おおよそ1株350〜500円程度で販売されているようです。

摘心が済んだ状態で販売されているものもあるようですので、ガーデニング初心者にはありがたいですね。

切り花:切り花の値段は鮮度や花数、お店によりかなり差がありますのでここでは少しマニアックに市場価格を見てみようと思います。

東京中央卸売市場統計(平成27年1月より)から見てみますと、1本当たり輪菊(白)→84円、輪菊(黄)→75円、輪菊(赤)→73円となります。やはり白が高価なんですね。

小菊は1本当たり45〜47円と色による差はあまりないようです。スプレー菊は1本当たり白と黄が66円、ピンク系が61円と少し差があるようです。

また年間の変動もあり、お盆の8月や秋から冬に高くなり、4月が最も安くなるようです。

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菊の花束は送っていいの?その値段は?

菊というとどうしてもお仏壇やお墓にお供えするイメージが一番に来てしまいそうですが、本来は延命長寿の花として漢方薬として飲まれていたこともあり、縁起を担ぐお正月の生け花に取り入れられています。

またカラフルで花数が多く花の形も多種にわたる西洋菊はとても可愛い花束にも重宝されています。花束はご自分の予算に応じて作っていただけるのでお店の方に相談するのが一番です。

丸くてキュートな形のポンポンマムは花数も多くてとても人気です。1本の中に6〜8個くらいの花数がついて500円くらいで店頭に並んでいるのを見かけたことがあります。

色や形の違うマムやガーベラを合わせて花束を作ってみても素敵ですね。花束は、プレゼントした相手が喜んでくれることが嬉しいのですが、お花を選んでいる時もとても幸せな気持ちになりますよね。

菊の鉢植えの値段は?

菊は苗を買い求めて鉢に植え育てますのでまず苗を購入することになります。苗は先ほど述べたように1株350〜500円程度で販売されています。

苗を購入したら買った苗の数に応じて鉢、土、肥料を準備することになります。鉢は5号(直径約15cm)以上のものがいいと思います。

デザインによって値段は異なりますが安い物では200円くらいから購入できる物もあります。土は菊用に調合されたものをお勧めします。14リットル1000円くらいから購入できると思います。

肥料は枝を育てる時期と花を育てる時期で変わってきますので適した肥料を買い求めてください。

まとめ

いかかでしたか?ここでは種から苗、切り花までのおおまかな値段から少しマニアックな市場価格をご紹介しました。切り花としての扱いが多く花の値段は花屋さんによってとても差があるので一概にいくらかを示すのは難しいですが、可愛い形や色の菊の種類に驚かされます。

ぜひ一度お花屋さんで菊を手に取ってみてはいかがですか?そしてお気に入りの品種が見つかったら育ててみるのもいいですね。