春の訪れを告げるマーガレットの花をもっと増やすには、一般的に挿し木をして増やす事が多いですが、実は種からも増やすことが出来ます。その採取の方法を見ていきましょう。
マーガレットの種を採取する時期と方法について
マーガレットの種を採取出来る時期は花が枯れてほぼなくなり、種の部分や茎の部分が枯れてきたら採取しましょう。その方法は、種類によっても違いますが、採取をする日は晴天の午前中が最適です。
なぜなら、天候不良だったりした場合、その後の処理で水分が残っているとカビが生えたり、腐ったりするので良く乾燥させてから採取します。
マーガレットの種は小さいので、ティーパックなどのネット状のものを用意して、飛び散りを防ぎましょう。用意したネットを被せて中に種が入るようにします。日陰に置き土を乾かさないように管理しましょう。
種を蒔く時期は、4月~5月の春蒔きと、9月~10月の秋蒔きがあります。寒冷地などは春に蒔きます。植物の種蒔きは種類によって、発芽に適した温度がありますので、種類に合わせてあげましょう。
発芽温度より低い湿度で種を蒔いてしまうと芽が出ないことが多くあります。春蒔きなら多少早くてもこれから暖かくなっていくため発芽はしますが、それとは逆に、秋蒔きの場合、これから寒くなっていくので、種蒔きが遅れないように注意が必要です。
後は、種を蒔いていくのですが、マーガレットの種は小さいのでちょっとした事で飛んでいってしまいます。植えるのは薄手のプランターかピートバンに土を入れ一つの場所にかたまって蒔かないよう、パラパラと巻いていきましょう。5mmくらいに埋めるのが良いそうです。水やりをしっかり忘れずにあげましょう。
半月ほどすると、双葉が出てきます。窮屈そうな場合は、間引きをしてあげましょう。スッキリとして風通しも良くなります。7月~9月の終わり頃まで花を楽しむ事が出来るでしょう。
まとめ
マーガレットの種は小さい為、採取をする時は飛んでしまわない様に工夫をする事が大事です。そして、数ある種類の発芽に適した温度を調べ、適切な時期に種蒔きを行い、発芽するのを楽しみに待つのも良いですね。