花の色が多く、大きさも小輪から大輪まであり、咲き方も豊富なペチュニアは、初心者でも育てられる花です。比較的丈夫な花ですが、だからといって病気にならないわけではありません。

今回は、ペチュニアの葉に白い斑点がついてしまう原因について紹介します。

ペチュニアの葉に白い斑点!?なんの病気?

ペチュニア 葉 白い斑点

ペチュニアに限った事ではありませんが、葉に白い斑点ができたとしたら、うどんこ病の疑いが強く考えられます。

うどんこ病になってしまうと、葉の表面が白くなり、太陽の光を反射してしまい、光が葉に届かなくなってしまいます。

そのため、光合成ができなくなり、葉の成長はもちろん、茎や花にも影響がでます。

うどんこ病の原因は、「絶対寄生菌」とか「純寄生菌」と呼ばれている菌でカビの一種が原因です。絶対寄生菌が生きていくためには植物からの栄養をもらうことが必要です。

ですから、植物の葉に飛んできて寄生します。しかし、この絶対寄生菌は、寄生した植物ごとに種類が違っています。つまり対策も植物ごとに違ってきます。

うどんこ病の発生環境は、通常のカビ発生の感覚は湿気の多い環境と思われがちですがむしろ逆に近く、高温で乾燥した状態で多く発生します。

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また、植物の三大栄養素といえば、窒素、リン酸、カリウムですが、この中で、特に葉の成長に必要なのは窒素です。

したがって、うどんこ病を防ぐには、窒素分の少ない肥料にすることで発生を抑えられる可能性があります。

うどんこ病は、白い粉を葉の上にまいたような症状なので、初心者でも比較的わかりやすいです。ただ、発生初期は、斑点といっても小さい事が多いので、よく見ないとわからないので注意が必要です。

ペチュニアの種まきや植え付け時期は4月~5月位までで、開花時期は5月~11月までです。そしてうどんこ病の発生時期は4月~11月、つまりペチュニアの栽培から開花まで全ての時期でうどんこ病がでてしまう可能性があります。

毎日確認することが必要です。

まとめ

ペチュニアの葉に白い粉のようなものがついているとそれはほぼ、うどんこ病といっても過言ではありません。放置しておくと花が咲かないこともありますので、見つけたら早い段階で処置が必要です。