薔薇の品種のガブリエルは難しい、繊細で枯れやすい、初心者向きではないと言われている反面、意外と丈夫、他の品種と育て方は変わらないと言う声も聞こえてきます。気にせずに栽培してみても良いのではないでしょうか。こちらでは簡単ですがガブリエルの育て方をご紹介します。
薔薇の品種のガブリエルの育て方は?
ガブリエルは栽培経験者なら、鉢に植えられていない状態の裸苗を購入してもかまいませんが、ガブリエルの栽培初心者なら、開花前の大苗を選んだほうが、比較的、育てやすいようです。
栽培環境は風通しが良く、日当たりの良い場所で、鉢植えなら、水やりは土が乾いたらたっぷりと、地植えなら水やりの心配はそれほど必要ありませんが、長く雨が降らずに乾燥が続き土が乾いているようならたっぷりと与えます。肥料は月1回、有機肥料でも化学肥料でも良い肥料が沢山あります。
肥料とは少し違いますが、メネデールは日頃から与えると植物が元気になるので、薔薇栽培にも効果的です。
バラの品種のガブリエルの地植えのタイミングは?
花が咲き終わり冬には、薔薇の植え替えの時期が来ます。大体12月頃か、1月頃までが良いでしょう。
ガブリエルも他の花と同様に植え替えますが、その前に葉は出来るだけ残し、日当たりの良い場所で植え替えの時期を待ちます。ガブリエルは、葉が少ないと元気がなくなって枯れてしまうことがあります。
バラの品種のガブリエルの剪定方法は?
ガブリエルの剪定は葉をできるだけ残し、弱りやすい花なのでひとつの枝に花はひとつだけ、他の花やつぼみは切り取るようにします。冬の剪定まで太陽光をいっぱいに浴びせて元気をたくわえさせ、冬の剪定時期の1月か2月頃に思い切って、半分くらいのボリュームになるように剪定します。
ちょっと勇気がいりますが、春には元気な新芽が出てきてくれます。
【まとめ】
ガブリエルの育て方
・日当たりが良く風通しの良い環境に植えます。
・水やりは鉢植えでも地植えでも土が乾燥したらたっぷり与えます。
※地植えは表面が乾いていても、土中は湿っていることもあります。
・肥料は月1回、追肥する。
・植え替えは花が終わって12月~1月頃に行ないます。
・剪定は1月か2月頃、できれば12月に植え替え、1月か2月に剪定です。
・葉はできるだけ残し、ひと枝に花はひとつだけにします。
ガブリエルの栽培も他のバラと特に変わりはないですね。最初のうちは失敗もあるかもしれませんが、その名にふさわしい花の姿と香りですので、是非、栽培に挑戦してみてください。