アマリリスは、ユリに似た大きな開いた花が特徴の植物です。
アマリリスは、正式にはヒガンバナ科ヒッペアストルム属アマリリスという品種で、大輪の花を2から4つずつ咲かせます。
ヒッペアストルム属にあるアマリリスは6つの花弁を持つ大輪の花を咲かせます。
ちなみに、ギリシャ語でヒッペアとは馬または騎士の、アストルとは星を意味します。
また、アマリリスには原種としてホンアマリリスという品種がありますが、一般によく知られるアマリリスの花は、この原種を品種改良した結果生まれたもので、原種とは属性が異なります。
原種のホンアマリリスは、ホンアマリリス属。
一般的にはベラドンナリリー(貴婦人のユリ)と呼ばれています。
さて、そのアマリリスの花言葉はどんなものでしょうか?
アマリリスの花言葉を英語ではなんと表現するか
アマリリスの花言葉を英語では、
pride(自尊心、誇り、自惚れ)、
splendid beauty(華麗な、輝かしい美しさ)といいます。
アマリリスの花言葉の意味
アマリリスの日本の花言葉は英語と同じく、
誇り、
輝くばかりの美しさ、
おしゃべり
内気、といいます。
また、アマリリスの英語の別名はナイトスターリリー(夜の星のような百合)、バルバトスリリー(バルバトス島の百合)と言います。
ちなみに、原種のベラドンナリリーの花言葉は
ありのままの私を見て
沈黙
まとめ
いかがでしたか?
花に意味を持たせる花言葉は、19世紀にヨーロッパで流行したものが、明治時代に日本に入り、英語の花言葉を基にしながら、日本の風土にあったものに変化していきました。
花言葉の意味の由来はヨーロッパの文化が深く関わっており、ギリシャ神話などの逸話にちなむものが多いようです。
アマリリスの花の名前は、詩から来ています。
好きな相手に片思いをしていた少女の名前で、どうしたら振り向いてくれるのか神に祈ると、神のお告げで自分の体を矢で刺したところ、傷口の血が花になり、その花に魅了された片思いの相手に愛を告げられるというお話をしにしたものというロマンチックなエピソードがあるのです。