クチナシの原産国は日本や台湾などの東アジアです。6月~7月の初夏に真っ白な花を咲かせます。甘い香りがすることから、有名メーカーが作る香水にも使用されていることがあるようです。花びらはしっかりとしていますが、風が吹くと傷つき、すぐに茶色く変色してしまうので注意しなくてはならないそうです。そんなクチナシにはどんな花言葉があるのでしょうか?それでは今回は、クチナシの英語での花言葉や由来などについてご紹介します。
【クチナシを英語でどう書くの!?花言葉は!?】
クチナシを英語で「Cape jasmine(ケープジャスミン)」と書きます。初夏の風に乗って漂う甘い香りは「喜びを運ぶ」という由来があるようです。
【クチナシの花言葉の由来は!?】
クチナシには、「とても幸せです」「喜びを運ぶ」「洗練」「優雅」などといった花言葉があるようです。アメリカやヨーロッパでクチナシは、「ガーデニア」と呼ばれ、男性が女性をダンスに誘う時に贈っていた花のようです。「天国に咲く花」とも言われ、「邪気を払う」などといった、神聖な意味も持っているようです。
【クチナシの花言葉には怖い意味もあるの!?】
良い花言葉ばかりと思っている人もいるかもしれませんが、日本ではあまりいいイメージを持たない花言葉もあるようです。クチナシを感じに当てはめてみると「口なし」となります。この「口なし」は、「死人に口なし」という慣用句を連想させてしまうため、日本ではあまりいいイメージをもっていません。
「口なし」には、「嫁入りの口がない」に繋がるため、女性のいる家にクチナシは育てない方が良いと言われています。日本では怖いイメージを持ってしまう人も居るかもしれませんが、英語名の「ケープジャスミン」「コモン・ガーデニア」には不吉な意味はないようです。海外では男性が女性に贈る花として親しまれており、ウェディングケープとしても使われているようです。
【まとめ】
今回は、クチナシの花言葉についてご紹介しました。クチナシには良い花言葉があると思われていますが、クチナシを漢字にすると「口なし」となってしまうようで、あまりいいイメージを持たれていなかったそうです。海外では、男性が女性に贈る花として親しまれてきましたが、日本では怖いと思ってしまう人が多いようです。英語名の「ケープジャスミン」や「コモン・ガーデニア」には不吉な意味はないので、気にせず贈り物にしてもいいかもしれませんね!