リンドウは種から育てることもできますが、そこからリンドウを咲かせようと思うと、最低でも一年はかかるといわれています。もっと早く育てるなら苗からがいいですよ。

そこで、リンドウの苗を植える時期はいつ頃が適しているのかについて紹介します。

 

リンドウの苗を植える時期と苗植えの方法

リンドウ 苗 時期

リンドウの苗を植える時期は、3月~4月頃が適しています。もし、株分けするつもりなら、株分けもこの時期に分けて増やします。

用意する鉢植えは、もとの苗よりも一回りは大きい鉢を選んでください。苗を植える時には、苗についている土は落とさずにそのまま土に植えます。地植えをするつもりなら、場所は日当たりが良くて風通しが良いところ、そして水はけのよい所を選びます。

地植えする時にも、苗より一回りは大きく穴を掘って根を傷つけないように注意しながら植えていきましょう。また、鉢植えの場合は、通気性が良いことと水はけが良い鉢を選ぶようにしてください。

リンドウは、乾燥が苦手ですが湿気が高い環境は花や葉を傷める原因になります。リンドウは、用土も水はけが良いことと、水もちもよい栄養分が豊かな土を好みます。園芸店に販売されている山野草陽培養土を使うのも良いですが、自分で配合した用土を使うのも大丈夫です。

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配合する場合は、赤玉土小粒6にして、鹿沼土小粒を4の割合で配合します。そこに一つまみほど腐葉土を混入させるのもおすすめです。地植えの場合なら、腐葉土やピートモスを2~3割程度、苗を植える為に堀り上げた土に混ぜます。

リンドウをうまく育てるには、水やりがとても重要になってきます。根の部分が乾燥してしまうと葉が傷んで枯れる原因になります。鉢植えで育てる時も地植えで育てる場合でも、土の表面が乾いてきたら朝の時間帯か、夕方の涼しい時間帯に水をたっぷりと与えるようにしてください。

注意したいのは、乾燥しているからといって、水を与え過ぎて常にジメジメしているような湿度が高い環境は厳禁です。一回の水やりでたっぷり与えたら、次の水やりまでは水を与えないようにするようにしましょう。苗を植えたら、土にゆっくり浸透していく緩効性化成肥料を混ぜておくといいですよ。

 

まとめ

種をつけてしまうと株が弱ってしまう原因になります。種を採取しないのであれば、咲き終わったら花を根から摘み取っておけば、また開花時期になると元気な株から花を咲かせてくれますよ。