水仙の育て方には2種類あります。
まずが地植え。
地植えは基本的に2年から4年に一度だけ植え替えを行います。
植えっぱなしという言い方で呼ばれてもいますね。
そして鉢植えの場合は7月から9月に枯れ球根が休眠期に入ります。
休眠期とは、植物によって違い、適さない環境になった場合に活動の停止を行います。
なんだか動物の行う冬眠にも似ていると思いませんか?
この時期に掘り起こしや植え替えを行うのです。
今回は、鉢植えの場合の育て方を紹介します。
「水仙の鉢植えの育て方」
まず、鉢の底にある穴の部分に防虫ネットを敷いてあげてください。
それから鉢底石を置きます。
厚さは約2㎝です。
鉢底石は、名前の通り「石」です。
軽石、黒曜石などが素材となります。
その上から培養土を入れてあげてください。
球根専用の培養土も販売されています。
調合する事も可能です。
調合をする場合は、赤玉土を7、腐葉土を3の割合で調合してあげてください。
これらの土を入れ、それから球根を入れます。
そして、その作業後に土をかけてあげてください。
「水仙の鉢植え水やり方法」
水やりは、土の表面が乾いてきたらたっぷりめに与えてあげます。
鉢の底からたっぷりと水が出るくらい与えてもかまいません。
たっぷりと言っても、なんだか思ったよりもたっぷりだと思いませんか?鉢の中の古くなった水を全て流してしまうような感覚でかまいません。
それでもやりすぎではないのです。
ただ、一つ注意があります。
夕方は水やりをやめてあげてください。
病気にかかる場合もありますし、育成不良の原因となる事もあるのです。
ここは本当に要注意ですね。
そして、夏は水やりの回数を控えてあげてください。
葉っぱが枯れてしまったら、水は完全に切ってあげてくださいね。
そして掘り上げてください。
「まとめ」
水仙は、地植えと鉢植えそれぞれの方法がありますが、どちらも味が合って素敵ですよ。
例えば鉢植えの場合は、ご自分のお好きなデザインの鉢を選ぶ事も可能です。
白い上品な水仙に白い鉢というのもとても素敵ですし、鉢を選ぶ、購入する楽しみもありますよね。
是非、鉢植えの水仙、試してみてくださいね。