水仙には様々な品種があります。
その中の一つが「ペーパーホワイト」という品種です。
原産地が地中海沿岸地方で、平安時代に日本へ渡ってきました。
真っ白でとても美しい品種で、その見た目の美しさに負けないくらい素敵な花言葉があります。
「神秘・尊重」です。
確かにその見た目は神秘的な感じのする美しさです。
そして、ペーパーホワイトというのも、花が紙のような白さをしている事から名づけられています。
白には清楚な印象も受けますし、上品でシンプルで、本当に美しいです。
そんなペーパーホワイトですが、一つ難点があります。
それは「香り」水仙といえば香りが良いイメージですが、ペーパーホワイトはなんと「トイレ」の匂いがするとまで言われているのです。
しかし、その香りを薄めていく事でかなり芳香な香りになるそうですから、不思議ですよね。
香水の原料になる=濃度が濃いなのですが、それがまさにトイレの香りなんだとか。
なんだか少しだけ考えさせられる話ですね。
水仙「ペーパーホワイト」の育て方
そんな神秘的な花、ペーパーホワイトの育て方ですが、適しているのは「ひなた」です。
日当たりが悪い場合、花が咲きにくくなるので注意が必要です。
肥料は地に植える場合は植える際に肥料を与えてあげてください。
鉢植えで育てる場合は、花が咲いた後、葉が枯れていくまで効く肥料を与えます。
ゆっくりと効いてくる肥料ですね。
あまりたくさんの肥料は必要ではないといわれています。
そして花の命である水やりですが、土の表面部分が渇いてきたらたっぷりと与えてあげてください。
冬~春にかけては育成期です。
特にたくさんの水をあげてくださいね。
ただし、夕方は水をやらない方が良いでしょう。
霜柱が球根を痛めてしまいます。
3年~4年は植えっぱなしで大丈夫です。
「まとめ」
ペーパーホワイトは、本当に美しい花です。
私たちの目を楽しませてくれるに違いありません。
花の中心が黄色ではなく純白ですので、まるでウエディングドレスのようですね。
ただ、香りが強烈という事は覚えておいた方が良いかもしれません。