よく足の大きい子は背が伸びるなどといいます。背が高いのに足が小さいと、バランスが悪くて直ぐに転んでしまうから言われるようになったのか知りませんが、医学的にはなんの根拠も無い話です。背の高い子が足も大きい人が多いという確率の問題です。一方、ひまわりは高さが3mにまで達するものもありますが、人間の俗説をかりるならば、種は野球のボールくらいありそうです。いったい種の大きさはどれくらいなのでしょうか。高さに比例して種も巨大化してくるものなのでしょうか。背の高いひまわりの代表的な品種はロシアヒマワリで、高さは4m近くになりますし、咲く花の直径がなんと60cmを超えます。それとは逆に40cmの高さのヒマワリもあります。それぞれの種の大きさは違うものなのでしょうか。また葉の大きさも高さに比例するものなのでしょうか。種の大きさと葉の大きさについてご説明いたします。

ひまわり 葉 種 大きさ

【ひまわりの葉の大きさ】

ヒマワリは一年草と言って、次の年にまた花を咲かすタイプの植物ではありません。草丈は1~4m程にも達する茎には、それぞれの大きさの葉が付いています。葉の形は楕円形をしていて、大きさは10cmから大きいものでは一枚で30cmの大きさの葉を持つひまわりもあります。やはり、ひまわりも背の高いひまわり程、葉の大きさが大きい傾向にあるようです。一方で、とても葉と茎のバランスの悪いひまわりも見かけられます。それはおそらく環境が良くない為に、日照不足や、水不足が関係して発育不全になってしまった葉と思われます。日当りの良くない場所のひまわりは、茎だけが伸びてしまい、元気がありません。

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【ひまわりの種の大きさ】

種の大きさについては、4mも伸びるので、アメフトのボールのような大きさになるわけではありません。ほとんどの種類の種がだいたい1cm前後です。そのためとても撒きやすく、まく時に管理しやすいようです。ただしひまわりの種をまく場所で、伸びや大きさが変わりますのでご注意下さい。ひまわりは移植を好みませんので、出来るならば最初から間引きしなくてもすむ数を、40cmの深さ耕してから埋めることの出来る場所に植えましょう。

【まとめ】

ひまわりの葉の大きさは、背丈が高くなり、大きい花をつけるタイプは、大きい葉をつけるようです。背丈が伸びるはずの品種が、あまり大きい葉をつけずに、茎だけひょろひょろと伸び始めたら注意信号です。確実に日照不足を疑いましょう。葉の大きさはひまわりの健康を見るためのバロメーターになります。種の大きさは品種によって葉ほど差はでませんが、大きく成ることを想像して、しかるべきところに植えるようにしましょう。