あまり知られていませんが実は、カポックとシェフレラは違う植物なのです。
あなたはカポックとシェフレラの違いをご存知ですか?両者には大きな違いがあります。
さっそくご紹介しましょう!
カポックとシェフレラの違いは何だろう?
まず、カポックとはもともとアオイ科セイバ属のパンヤノキ(またはパンヤ)のことを指します。
パンヤの仲間にはパキラやバオバブ、ドリアンなどがあり世界の熱帯地域で自生しています。
とても大きく成長し、温帯地域の日本では自生しないとされている植物なのです。
また、カポックの実からは繊維が取れることから枕などの材料に使われることもあるそうです。
そんなカポックは葉っぱの形がシェフレラの似ていて香港から輸入するときに勘違いしたことからシェフレラがカポックと呼ばれるようになったのです。
今ではシェフレラとカポックは同じものと言った認識がされていますがこれは間違いなのです。
シェフレラはもともとウコギ科シェフレラ属のことを指します。
台湾や中国が原産のシェフレラ属には150種類ほどの植物がありますがシェフレラとカポックは科目も所属も違った別の観葉植物なのです。
シェフレラ属で一般的に親しまれている種類はシェフレラ・アルボリコラです。
ホンコン・カポックはシェフレラの日本国内での流通園芸品種名なのです。
ホンコン・カポックは簡単に育てることが出来る丈夫な性質から自宅はもちろんカフェやオフィスなどで広く人気があります。
シェフレラの仲間である斑入りタイプは、他の班入りの品種に比べると比較的育てやすい観葉植物です。
見た目もよりおしゃれな雰囲気で人気があります。
斑入りの多くは黄色のタイプが多く、白い斑入りは珍しいそうです。
【まとめ】
カポックはパンヤノキと呼ばれる観葉植物ですが、シェフレラの葉っぱと似ていることがきっかけでシェフレラ全体をカポックと呼ぶようになったということです。
両者の決定的な違いは本物のカポックは日本では自生していないということです。
日本で見るカポックとはすべてシェフレラを指しているのです。