熱帯生まれのアンスリウムは寒さが苦手です。
ですから冬場の管理は気を使います。
どんな事に気をつけて、またどんな事をしてはいけないのか考えてみましょう。
来年の春にもきれいな花を咲かせてほしいですから。
アンスリウムは冬はどんな風なのでしょうか
アンスリウムの花の咲く期間は5月から10月までですが、あるブログでは一年中花をつけているとありました。
専門にアンスリウムを育てている方ではなく、頂いた花だったのでしょうか、注意書きなどを参考に管理されているようでした。
冬場では室内と言えども夜間は寒くなります。
アンスリウムの適温は10℃まで。それ以下になると休眠期に入ります。
日本の気候でしたら、暖房などをうまく管理すると室内は10℃から5℃くらいは保てますから寒さで枯らせてしまうことはないでしょう。
花を咲かせるのはエネルギーを使いますから、花は少なくなったりあるいは咲かなかったりしますが、枯れる事はないでしょう。
アンスリウムの冬の水やりはどうすればいいのでしょうか
水やりは土が乾いたらたっぷりと、という事ですが、冬場の室内であれば乾燥で乾ききるということがあるかもしれません。
土をよく見て乾いていると思えばたっぷりとやりましょう。
しかし、乾燥する室内環境を考えてみると根っこよりも、葉に水を与える方が理想的かもしれません。
スプレーなどで葉水をしてやるといいでしょう。
夏場などですと毎日でも葉水は必要ですが、冬場であれば控えめにするのもいいでしょう。
どんな状態がアンスリウムにとっていいのかは毎日の観察しかありません。
ある人のアンスリウムは10℃の室温でも枯れてしまって、ある人の鉢は5℃でも大丈夫だったという事はあります。
アンスリウムの冬場の肥料についてはどうでしょう
アンスリウムは肥料があまりいらない草花です。
花を咲かせるためにエネルギーが必要なのでその分の肥料ぐらいです。
冬場でも少しづつ花を咲かせているのでしたら、薄い液体肥料を水やりの時にやれば十分です。
むしろ冬場の肥料はやらないで、という注意がたくさん出てきました。
アンスリウムの管理は水と光です。
あまり日の当たらないところでも、当たり過ぎて暑いところでもダメです。
湿り気があって日陰という所がいいようです。
【まとめ】
アンスリウムの育て方を見てきて思ったのは、気難し屋に見えてもコツを押さえれば案外きれいに花を咲かせてくれる植物だなということでした。
心配のし過ぎで水をやり過ぎて失敗した、というのや、日当たりのいいところに出しておいて葉焼けしてしまった、というのをみました。
手をかけ過ぎるのもダメなようです。
気楽に毎日声をかけるように観察してみるのが一番なのでしょうね。