ハート形の葉っぱと花を持った珍しい花のアンスリウムですが、育て方は難しいのでしょうか。
お祝いなどで頂くことがあるのですが、頂いた次の年も花を咲かせてほしいですね。
アンスリウムを育てる上での大事な水のやり方などを調べてみました。
アンスリウムはあまり肥料のいらない植物です
アンスリウムは着生植物といって、岩や他の樹木に根を絡ませて生活します。
栄養は絡ませた樹木から摂るのではなく、自分でまかないます。
ですからたくさんの肥料は必要ありません。
むしろ肥料は少ない目を心がけて、水やりを重点的に管理しましょう。
湿ったところが好きなアンスリウムですが根は乾かし気味にして自生している場所はアメリカ熱帯地方です。
ですから湿った環境がいいのですが、着生植物ですから根は表に出ることが多いです。
根はあまり湿ったままだと根腐れを起こしてしまいます。
アンスリウムは土が乾いてからたっぷりと水を与える
保水性がよく水はけのよい土が理想ですが、いつも土が湿っている状態はアンスリウムにはよくありません。
根は乾かし気味にして、葉にはスプレーなどで毎日水を与えるようにしましょう。
湿った環境を好むので葉水(スプレーなどで葉に水を与えること)はアンスリウムにはよいことです。
ハダニなどの害虫がよく付くのですが、ハダニは乾燥したところを好みます。
葉水はハダニを予防するのにもいいようです。
アンスリウムの水やりの失敗とはどんな事でしょうか
アンスリウムを枯らせてしまう原因の一つに水やりの失敗があります。
着生植物であることを考えると根の部分がいつも湿っている状態はよくありません。
毎日水やりをするのは失敗の元です。
水やりよりも葉水を行いましょう。
葉水をやりながら土が乾いていたら、たっぷりと鉢の下から水が流れるまでやります。
すっかり水が流れ切ってしまうまで待って、鉢受プレートなどの水を捨てます。
ここに水をためたままにしておくと、鉢の中が湿ったままになって根腐れを起こします。
【まとめ】
草花を育てたいと思ったら自生している環境や生育のメカニズムを考えればいいのですね。
アンスリウムは他にも冬の過ごし方や日当たりなどの注意点もあるかと思われます。
一つ一つ、課題をクリアして、来年もきれいな花をつけて欲しいですね。