いかにも南国の花のイメージがある赤いハートの花が特徴のアンスリウムは、ハワイではバレンタインデーに贈る花として愛されています。そして花のハートの特徴から花言葉は恋心に関係するものが多く、大切な女性へ贈ると喜ばれるのではないでしょうか。
アンスリウムは熱帯アメリカが原産で、種類は600種以上もあります。種類の違いで様々な個性があり、姿は大きく違って見えます。
今回はアンスリウムの原種についてご紹介します。
【アンスリウムの原種ってどんな種類がある？】
アンスリウムは花が赤いハート型の種類がとてもよく知られています。しかし種類の多いアンスリウムは、全てがあのような形や大きさなのではありません。
アンスリウムには「原種系」というのもがあり、ワイルドな観賞植物が好きな人に人気があります。主なものは次の通りです。
①ジャングルキング：緑色の葉っぱがとても大きく育ち、まだにジャングルのように育ちます。花は観賞用ではなく小さくて目立ちません。
②ジャングルプッシュ：ジャングルキングより小さい大きさですが、それでも1mくらいまで葉っぱを伸ばします。
③ツイード：ヤツデのように手を広げたように伸びる品種で、高さは30cm以上にまで伸びます。
④ラディカンス：肉穂花序が太く存在感があり、紫色に伸びます。葉っぱは光沢があり硬めで、ハート型の苞に似た形をしています。
⑤アロー：大きく肉厚で濃いグリーンの葉っぱをつけ、同色で目立ちませんが花もつけます。高さは40cm以上に育ちます。
原種系のアンスリウムは葉っぱが大きく、まさに熱帯の地域に生息していそうなジャングルのようなワイルドな見た目が特徴です。葉っぱを鑑賞するものなので、花が咲いてもほとんど気づかないくらい小さいものもあります。一般的に知られているアンスリウムは女性が好む可愛らしいタイプや清楚な感じが多いのですが、原種系は若い男性のお部屋によく似合いそうな野生的なイメージがあります。
【まとめ】
原種系のアンスリウムについてご紹介しました。
葉っぱを鑑賞するための品種なので花が目立ちませんが、葉っぱはとても大きく育ちます。大きい種類では草丈が2m以上になるものもあり、とても育て甲斐があります。
