オキザリスは種でも育てることもできますし、苗から育てることもできます。花だけでなく、咲き終わったオキザリスを掘り上げて保管して、来年もまた栽培に挑戦する楽しみもあります。土の中に埋めたままでも、丈夫なオキザリスはまた花を咲かせてくれますが、とても繁殖力が強いため、土の中で分球して、球根が驚くほど増えてしまいます。球根は掘り上げて植え付けの時期まで待ったほうが良いでしょう。保管しておいた球根を埋める際には、どの向きが良いのでしょうか。それとも、どちらでも良いのでしょうか。
オキザリスの球根を植える向きは?
球根と言えばヒヤシンスやチューリップのような、丸くて先が尖がっている形が一般的に知られています。もっと分かりやすい形なら、玉ねぎの形を思い浮かべても良いでしょう。オキザリスの球根はとても小さいものもありますが、形にそれほど大きな違いはありません。球根を土に埋める際の向きと、地植えと鉢植えで違いをご紹介します。
地植えの場合
球根を土に埋めるときは、尖がっている方から芽が出てきますので、そこを上向きにして埋めます。土に球根を埋め1cmから2cmの深さで土を被せます。球根を複数埋めるのならある程度の間隔を開けて埋めてください。(大体15cmから20cmくらい)
鉢植えの場合
埋める深さは地植えと同じですが、一鉢に植える個数は鉢の大きさで変えたほうが窮屈になりません。1個から4個までを目安に埋めてください。鉢と球根の大きさで埋められる個数を、多くしたり減らしたりしてください。
球根を埋める向きは尖っているほうが上ということを忘れずに、中には丸い球根でないこともありますが、それは横向きに寝かせるように埋めてください。
【まとめ】
・球根の尖った方を上向きにして植える
・地植えなら15cmの間隔を開ける
・鉢植えなら鉢と球根の大きさで埋める個数を決める
・丸くない球根なら、横向きに寝かせるように埋める
オキザリスはあまり手入れが要らないと聞いていたのに、球根の掘り上げ、保管、埋め込みと結構あるのではと思われるかもしれませんが、それ以外は本当に肥料も手入れも必要なく、水やりも気を使わなくて良いので、育てやすい植物です。是非、栽培にチャレンジしてくださいね。