スズランとは、スズラン亜科スズラン属に属する多年草の一種で、君影草・谷間の姫百合との別名もあります。「ラン」と名前に入っていますが、蘭の種類とは関係ありません。

日本では本州中部以北、東北、北海道の高地に自生する寒さに強い有毒植物です。この有毒性のため、害虫の心配もほとんどないと言われています。冬は花が咲き終わっていて休眠状態の場合がほとんどでしょう。

そんな冬の間に上手に育てて、次の季節もまた花を咲かせるにはどのような育て方をすればいいのか、今回はそのような点について調べていきます。

 

冬にすずらんの育て方は?

すずらん 冬 育て方

スズランは寒いところで育つ植物で耐寒性に優れていますが、高温多湿が苦手という面を持っており、日当たりを選ぶ際には明るい日陰の方が適しています。冬の時期には、すでに花は終わっていて、葉っぱから栄養分を伝えている途中であることが多いでしょう。

スズランは耐寒性が高い特徴がありますので、寒さ対策は不要です。そして害虫がよることもほとんどなく、加えて病気にもほとんど感染しないという強さを持っているので、冬でも非常に育てやすい植物です。冬に強いですが、休眠している状態ですので、水をやる際には土を湿らす程度に少量与えるようにしましょう。

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冬にスズランが枯れるのは?

冬では、花が咲き終わっているので、枯れるのは葉っぱの部分でしょう。残されている葉っぱからは栄養分を吸っているので、吸い切った後で枯れてしまいます。したがって枯れるのは問題ないと言われています。次の花を咲かせる準備段階であるので、早ければ冬になる前にも枯れる現象がみられる可能性があります。

 

まとめ

スズランは寒さに非常に強く、また害虫や病気にも強いので、初心者でも容易に栽培できて花を咲かせるまでいくことが可能と言われています。ただ注意すべき点があります、スズランには毒がありますので、その毒に対する防備と細心の注意を忘れずに行い、作業をすれば全く怖くない植物です。

冬では休眠状態で、水分もやりすぎないようにしなくてはいけません。土が湿っている程度の少量の水をあげれば問題ないとされています。