植物も動物と同じように、病気にかかることがあります。
植物にカビの菌が住みついて葉っぱが白くなる病気があります。それを「うどんこ病」といいます。この記事では、紫陽花の葉っぱが白くなってしまったときの原因や対策についてご紹介いたします。
アジサイの葉が白い!なんの病気?
葉っぱが白くなってしまううどんこ病の原因は、土や落ち葉などに潜む、カビの一種が原因と言われています。風に飛ばされていろんな植物に付着して増殖するのです。。
気温が高く、乾燥した環境でよく活動します。生きた植物の葉の養分を吸いとって繁殖するのが特徴です。つぼみについてしまうと開花が阻害されますので注意が必要です。
あじさいの季節である6月も繁殖しやすい時期です。
この頃は多くの植物が活発に成長する季節ですので、うどんこ病も頻発する恐れがあります。予防策をきちんとたてて大切なあじさいを守りましょう。
風通しのよい清潔な環境を整えるのはもちろんのこと、肥料の成分にも気をくばると安心です。
うどんこ病は、きちんと世話をしていれば自然治癒する病気と言われています。発症したばかりであれば、うどんこ病対策用のスプレーなどを軽く散布するだけでも、あじさいを守ることができます。
特に夏は、植物の自分での回復力も高いものが多いので、見つけ次第対処すれば繁殖をおさえることができます。
葉っぱに白い斑点を見つけた場合は、1週間前後の間隔を空けて薄めた酢(酸性)や重曹(アルカリ性)をスプレーします。酸性のものとアルカリ性のものを交互に触れさせるだけで効果があると言われています。
ただし、気づくのが遅れて重度の症状で繁殖が止まらなくなってしまうとスプレーでは間に合いません。うどんこ病になった葉を摘み取り、広がるのを防ぐために強い薬剤を散布する必要があります。
うどんこ病にかかってから時間が経ってしまうと、どうしても自然治癒がむずかしくなります。症状が改善しない場合は、病気にかかった部分を切り取って被害の拡大を食い止めましょう。
葉っぱを切り取るのは勇気がいるかもしれませんが処置が早いほど植物は元気になってくれますので、きちんと治療してあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はあじさいの葉っぱが白くなってしまう症状について、調べたことをまとめました。早めに対処すれば悪化を防げる病気ですので、毎日きちんとあじさいを観察してあげましょう。