キキョウの花はとても育てやすい植物です。
基本的には1日中日光が当たらなくても午前中だけ当たればいいですし、地植えの場合、植え付け時に直接土に肥料を混ぜ込んであげるだけであとは特別肥料がいるわけではありません。実家では花が咲き終わってから化成肥料を土の上からパラパラとまいておくだけでかれこれもう10年程キキョウは毎年咲いてくれています。
そんな、キキョウでも環境によっては病気になることもありますよ。
放置して勝手に育っている、というわけではないことを是非存じ上げておいてくださいね。
今回は、キキョウを育てる中で、かかりやすい病気や対策方法などをお話ししていきたいと思います。
桔梗 育て方 病気
桔梗の育て方で、桔梗が病気になってしまったときの対策法を教えて!
キキョウは丈夫な植物ではありますが、病気になることもあります。
その原因として考えられることは、水ということが一つ挙げられます。
水はけが悪いとやはり、病気になりやすいのです。
特に、水はけが悪く土の中の温度が上がり蒸れてしまうと、病気になってしまう確率が高いです。
キキョウがなりやすい病気は3つあります。
1つは、葉腐病です。地面に近い葉が腐ったようになります。茎も黄色くなり枯れてしまいます。
2つめは、立枯病です。全体的に枯れたような色になり枯れて行ってしまいます。
3つめは斑点病です。葉の表面に茶色の斑点が見え、それがだんだん黒のもようになり拡がっていきます。
どれも、見つけ次第殺菌成分が配合された薬剤を散布することで被害を最小限度に抑える努力をしましょう。
その他にも、キキョウはうどんこ病や、灰色かび病にもなることがあります。
ホームセンターなどで市販されている薬剤がありますのでそちらを利用しましょう。
まとめ
やはり、薬剤を使うだけではなく環境の見直しも必要です。
キキョウは乾燥が大敵です。なのでしっかり水を与えなければいけない一方、水はけも重要となってきます。
しかし、始めに述べたようにキキョウはめったに病気にはならない植物です。
しっかり観察して長期間、キキョウを楽しめるといいですよね。