生活している中で、コスモスは私たちにとってとても身近なものですよね。
よく見かけているのに、「コスモスの葉っぱってどんな形をしているの?」などと質問されると、答える事が出来ないことも多いのではないでしょうか?
今回は、コスモスの葉っぱの特徴について紹介します。
コスモスの葉っぱの特徴ってなに?
実は、コスモスの葉っぱはキク科の中でも葉っぱがとても細いです。
葉っぱのひとつひとつに、細かい切れ込みがあって向かい合って生えています。(これを対生といいます)
私たちが想像するような葉っぱではなく、コスモスの葉っぱの場合は、爪楊枝のような葉っぱです。
どの葉っぱも血管のように葉脈が通っていますが、コスモスの場合は、イメージとしては葉脈のみという感じに見えます。
植物の葉っぱには、学校でも習ったことがあるかと思いますが、「気孔」があります。
コスモスの気孔は、通常より長細い形になっています。
コスモスの気孔は、根っこから水分を吸い、余分なものを大気中に出す(蒸散)量がとても多いです。
暑いところで育つコスモス(メキシコが原産地)は、蒸散させるだけでなく、貯める事もします。サボテンは、砂漠で生きる植物ですので、水分はため込むこともできるのではないかと言われています。
サボテンを切ると、とてもみずみずしいです。コスモスは、サボテンのようなみずみずしさがあるように見えます。
コスモスの葉っぱは、風の影響にも強いと言われています。
葉っぱが1枚1枚細いため、風がその間を通り抜けてくれるからです。面積が大きいと、やはり風の抵抗を受けやすくなるので、理論的に考えても納得しますね。
まとめ
いかがでしたか?
コスモスというと、花にばかり目がいってしまって葉っぱをあまり見ることがなく、知らない事もあったのではないでしょうか?
私は、葉っぱが対生となっていることやすごく1枚1枚細いことなどに驚きました。
あなたも、今度コスモスを見かけた時は葉っぱにも注目して見てみてください。