初夏から初秋にかけて、私達の目を楽しませてくれた桔梗の花。

花が終わり寒さが厳しくなるにつれ、だんだん黄色く枯れてきていませんか?

もう駄目かな…と思いがちですが、桔梗は多年草植物なので越冬します。

冬場に上手に管理することで、来年もきれいな花を楽しむことができるのです!!

今回は冬場の管理方法についてお話していきたいと思います。

 

桔梗を越冬させるための育て方

桔梗 育て方 冬

桔梗が枯れてきたら、地上部分の葉や茎は刈り取ってしまって大丈夫です。

元々耐寒植物ですから、植えっぱなしでも冬を越せるんですよ。

ただし、根が寒さから凍ってしまうと良くないので、簡単に防寒対策をしておきましょう。

 

鉢植えならば、軒下やベランダに。

地植えは、地上部分を刈り取った後に腐葉土・わら・籾殻などを厚めにかぶせておきます。

地上部が枯れている状態でも、土が完全に乾いてしまうと根を痛めることも。

ピンクや白・班入りの品種や若い株はやや寒さに弱い傾向がありますので、そういう意味でもマルチングは大切ですよ。

 

鉢植えは軒下では水を切らしやすいので、乾燥している時は水をあげましょう。

それから、鉢植えの水やりをする時は皿に水を溜めたままにしないでください。

水が凍ると根を痛め、根腐れの原因になりますよ。

地植えの場合は雨の当たる場所ならば、様子を見てからで大丈夫です。

桔梗は、冬は地上部がほとんどなくなります。

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地植えは、ネームタグ等を刺して目印をしておくと、間違って掘り返したりせずに済みます。

しばらくは見た目にも寂しい感じですが、春が近づいて暖かくなってくると、また新しい芽が出てきて、グングン大きくなりますよ。

植木鉢は、地上部が枯れる10月~11月か新しい芽が出る直前(2月下旬~4月中旬)に根が窮屈そうであれば株分けして植え替えましょう。

こうやって春を待つのも、ガーデニングの楽しみのひとつかもしれませんね。

 

まとめ

冬に枯れても、春にはまた目を出してしっかり花を咲かせることから、桔梗は健康や生命力の象徴とも言えるようですね。

風水でも桔梗は恋愛運を上げ幸せを引き寄せる力があるのだそうです。

しっかり冬越しさせてあげると、あなたに元気とパワーを運んできてくれるかもしれませんよ!!