観葉植物のアスプレニウムに「コブラ」という品種があるのをご存知ですか。存在感のありそうな力強い名前ですよね。その名前から爬虫類をイメージしてしまいますが、いったいどんな形状の植物なのでしょうか。特徴を調べてみました。

アスプレニウム コブラ

アスプレニウム・コブラの特徴

爬虫類のコブラをご存知でしょうか。コブラが威嚇する時に首を持ち上げて平べったく皮膚を広げる様子は写真や映像で見たことがある人も多いと思います。アスプレニウム・コブラはまさしくその姿にそっくりです。「コブラ」という面白い名前の由来はそこにあるのかしれません。

シダの仲間でタニワタリとも呼ばれます。直射日光に当てると葉が痛むので風通しの良い半日陰で育てます。しっかりと硬い葉は形が崩れにくいという特徴があります。

 

・葉の形状

肉厚で硬い葉です。幅は広く葉先に向かってやや丸みを帯びながら広がっている様子が蛇のコブラによく似ています。根元から葉先まで細かいひだが激しく波打っています。

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・葉の色

光沢のある濃い緑色で存在感があります。

 

・葉の生え方

根元からしっかりと肉厚の葉が上に向かって広がります。それぞれの葉が不規則にうねっているため動きが感じられるところも蛇のコブラに見えるのかもしれません。

【まとめ】

アスプレニウム・コブラは、観葉植物として流通する時にはオオタニワタリと呼ばれることもあります。葉が硬いのでしっかりと上に広がって生える姿に安定感があります。葉は幅が広く光沢のある濃い緑色です。葉の形状は爬虫類のコブラが威嚇している姿に似て存在感があります。葉先が大きくうねっていると動きが感じられて迫力があります。

葉は硬く濃い緑で激しく波打っており力強い印象があるアスプレニウム・コブラは、インテリアとして存在感たっぷりの観葉植物です。直射日光に当てると葉が痛むので、風通しの良い明るい日陰に置いて育てます。水を与える時はたっぷりと与えますが頻繁に水やりをする必要はありません。手入れは比較的簡単なのですが、葉の乾燥を防ぐために時々霧吹きで水をかけると良いです。また、葉が大きいのでホコリが溜まることがあります。せっかくの光沢あるきれいな緑を保つためにも葉の掃除はまめにしてあげましょう。