早春に咲く花として知られているカタクリは、可憐な出で立ちで私たちの目を楽しませてくれます。
そんなカタクリの花が英語でなんと呼ばれているかご存知ですか?実は海外での呼び方は、日本でのものとは少し違うユニークな英名なのです。それでは、これからカタクリの花の英語での発音やスペルなどをご紹介していきたいと思います。

カタクリ 花 英語

英語でのカタクリの花の発音や読み方とは?

カタクリの花は英語で「Dogtooth violet」と呼ばれており、読み方は「ドッグトゥースバイオレット」といいます。
文字だけで見ても、和名である「カタクリ」とは随分と異なる印象を受けますよね。ですが、この英語名には少しユニークな由来があるのです。
まず「dogtooth violet」を単語ごとに分解していくと「dog」とは犬、「tooth」とは歯を意味し、「violet」はスミレの花を指します。分解された単語をひとつひとつで見ていくと、どれも皆さんにも馴染みがある・もしくは一度は目や耳にしたことがある言葉ではないかと思います。

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それではどうしてこれらの単語が組み合わさりカタクリの英語名になったのかというと、カタクリの花の形状が犬の歯(Dogtooth)とスミレの花(Violet)に似ていることが由来なのです。
実際にカタクリの花を観察してみると、細長い花びらが上に持ち上がるように咲いており、鋭く尖った犬の歯によく似ています。また、主張し過ぎず控えめに野山に咲く姿と美しい青紫色の花びらはスミレに似ています。
外国でカタクリの花を見た昔の人が、その特徴から連想してついた英語名ということになります。

【まとめ】

カタクリの花は「Dogtooth violet」という少しユニークな英語名で外国でも親しまれています。
カタクリの花を見る機会があったら、英語名の由来通りに花びらが犬の歯の形をしているのか、スミレの花に似ているのかなどを観察してみることをオススメします。じっくりと観察することによって、また新たなカタクリの花の魅力を見つけることができるかもしれませんね。