春にカラフルな花を咲かせて私達の心を癒してくれるキンギョソウは、ガーデニングが趣味の人たちの間でも人気の植物です。比較的お世話が簡単なので、ガーデニング初心者の人もすぐに花を咲かせられます。しかし去年はきれいに咲かせられたのに、今年は咲かないと悩む声も聞かれます。
今回は、キンギョソウの花が咲かなくなる原因を紹介します。
【キンギョソウの花が咲かない時の対策方法ってある?】
キンギョソウの種はとても細かく小さいのですが、水を与えすぎず適度に日光を当てると蒔いてから1週間程度で発芽します。発芽してからも葉が増えるまでは、まだ植え付けをする必要はありません。
やや大きくなってからお庭や植木鉢に植えつけますが、水やりや肥料は多くやる必要がありません。手をあまりかけなくても順調に育ち、春に花を咲かせてくれます。
初めて育てたときに花を咲かせるのに成功したのに、今年は花が咲かないと悩む人がいます。キンギョソウの花が咲かなくなる理由はいくつかあります。
①肥料の問題またチッソ肥料を多く与えすぎると葉ばかり増えるので、肥料の選びか他にも注意が必要です。
②花ガラを残している
キンギョソウは次々に花を咲かせますが、終わった花をそのまま残しておくと花ガラの中に種が出来ます。しかし種ができると茎が傷むので、花が咲かなくなります。花が終わったら必ず花ガラを取り除くようにします。
③水はけが悪い
キンギョソウを庭土に植えているとき、雨が続くと根腐れして花が咲かなくなることがあります。夏は長雨にならなくても台風やゲリラ豪雨具の影響を受けやすいので、水はけの良い場所に植えるように最初から場所を選んでおきます。
④種を作った
昨年のキンギョソウがそのまま根が残っていて翌年も葉を付けた場合は、キンギョソウは翌年も花を咲かせることがあります。しかしそのためには前年の花の後に、種を作らないようにしなければいけません。種を付けてしまうと株全体が傷むので、翌年は葉が付きますが花を咲かせられません。
以上の原因より花が咲かない時の対策方法として、新しい種から育てて成長時期に肥料を与え過ぎないようにします。少し花が咲いたらこまめに花ガラを取り除きましょう。
【まとめ】
キンギョソウの花が咲かない原因をご紹介しました。
せっかく育てたキンギョソウが葉を付けても花が咲かないのは、ガッカリします。キンギョソウは春に花を多く咲かせますが、開花時期が長いものは秋まで花を咲かせます。ここで紹介した事に気を付けてお世話を続けると、春に花を咲かせなかったキンギョソウが秋に咲き場合もあります。