春になると赤や紫などカラフルで可愛いお花を咲かせてくれるアネモネは、ガーデニングを趣味にしている女性を中心に人気の高いお花です。秋の終わりから冬の間に球根の植え付けを行いますが、初めてアネモネの栽培をした時は、なかなかアネモネが発芽しないという悩みにぶち当たる場合があります。アネモネは発芽まで時間がかかるお花なのでしょうか?日数や発芽の条件などについて調べてみました。
【アネモネの発芽にはどれくらいの日数がかかる?】
アネモネは赤や紫などの鮮やかな色の花を咲かせて、私達に春が来たことを知らせてくれます。寒さに強いアネモネの土植え付けは、土の水分が抜けて温度が下がった10月後半~12月後半までの2か月の間が適しています。アネモネは実生からも育てられますが難しく、球根から栽培した方が失敗する確率がかなり減らせます。そして球根は先が尖っているものは尖っている方を下にし、地上から3~5cm程の位置に植えます。もしも植える場所が冬の間に凍りやすく霜が付きやすい場所なら、もう少し深い位置に球根を植えましょう。
こうして球根を植え付けし、水やりをしながら毎日発芽を心待ちにします。しかし年が明けても全く発芽する様子が無く、不安を抱える人がとてもたくさんいます。いくつも植え付けたのに1つも発芽しないと、もしかして失敗したのかと心配になります。
アネモネの発芽には、通常1~2か月程度の日数がかかります。つまり12月に入ってから受付したアネモネの球根は、2月に入ってから発芽が始まってもおかしくありません。もし11月上旬に植え付けた球根が1月に入っても発芽しない場合は、2月に入るまで待ってみてもいいでしょう。
しかし植え付け時期が早かった場合は、発芽しない事があります。気温がまだ高いうちに植え付けると土の中の温度が高いので、球根が腐敗する原因になります。気温15度以下を目安に、植え付け時期を決めると腐敗が防げます。
【まとめ】
アネモネの球根は発芽までの日数が2か月程度かかるので、なかなか芽を出さないと失敗したかもしれないと不安になります。早い時期に球根を植え付けていなければ、球根は腐敗しません。ゆっくり水を吸って成長を続けているので、焦らずに待ちましょう。