アルストロメリアはまだ日本では馴染みが薄いかもしれませんが、ヨーロッパでは人気があり品種改良も進んでいます。品種が多いアルストロメリアの花はカラーも豊富で、アレンジメントや切花でも様々な表情を見せて私達を楽しませてくれます。アルストロメリアはどの品種も全体的に花もちがよく、切花にしても長いものでは約2週間も日持ちします。
品種によって様々な特徴を持つアルストロメリアの花ですが、ここで切花にオススメの品種をご紹介いたします。
アルスとロメリアの切り花でおすすめの品種はどれ?
アルストロメリアの花はもともと種類が多く、しかも品種改良がすすんで特徴も様々あります。特にヨーロッパで品種改良が盛んに行われ、オランダなどではアルストロメリアの品種を特徴別に6種類に分けています。
①ハイブリッとタイプ:交雑種で該当する花が非常に多く、形や最質が様々 春に開花する
②タッセンタイプ:秋冬に花が咲く品種
③カルメンタイプ:春と秋に花が咲く品種で葉やけを起こしにくく鉢植え栽培向き
④バタフライタイプ:草丈が低く、寒さに弱い
⑤オーランチカタイプ:夏だけに花を咲かせる品種
⑥レジナタイプ:冬の開花性が低い
これらのタイプ別の特徴から考えると、開花期が長く様々な特徴をもつ「ハイブリッとタイプ」のアルストロメリアが花束に向いています。
開花期が長く寒さと暑さにもほどほどに耐えられるので、どの季節のシーンにも用いることができます。
まとめ
アルストロメリアの花は花もちがいいことが知られていますが、夏や秋などの季節限定で花を咲かせる品種もたくさんあります。花束やアレンジメントにするには花もちがいいことは必要条件ですが、開花期が短いとすぐに花が終わってしまうのでゆっくり楽しめません。
花束にするなら四季を通して開花するタイプの品種を選ぶと、種類も多いので多種類を組み合わせることもできます。花束に選ぶときは、このような品種の特徴を抑えておくことをおすすめします。