カプチーノとは、コーヒーの飲み方の一つで、主にイタリアでよく飲まれています。特徴はエスプレッソにクリーム状に仕上げたミルクを注ぎこみ、通常見た目には中央部に白、外側には押し出されたようにエスプレッソの黒がしみ出ているような感じです。
そのカプチーノと同じ名前がついているペチュニアがあります。
今回は、特徴のある色のペチュニア・エスプレッソの育て方について紹介します。
ペチュニアカプチーノの育て方と注意点とは?
ペチュニアには、八重咲の品種もありますが、カプチーノは一重咲です。花の様子は、白い花びらの中に黒の筋が通っていて、一本筋が通ったきりっとしたイメージがあります。
その花びらが集まり、まるでカップの中に入った牛乳の中心にコーヒーを流して、まさにコーヒーが今広がろうとしている様に見えます。
華やかな色使いの多いペチュニアには珍しい、白と黒のコントラストが人気の品種です。
ペチュニアは、カプチーノに限らず、とても日光のあたる所が好きです。また、ジメジメした環境は嫌いますので、風が良く通る場所を選んで育ててください。
同じ理由で、育てる土は排水性のよいものを準備してください。また、花が咲くためには、肥料をとても多く使いますので、最初の段階で土の中にゆっくり効いてくる肥料(遅効性肥料)を混ぜておくとよいです。
花が咲いている時には、こまめに液肥を追肥していくとよいでしょう。
水やりに関しては、ポットを使って栽培している場合は、土が乾いた時点で充分な量をあげてください。この時、花が咲いていたら、花に水がかからないように注意してください。
ポット栽培の時、花が咲くと丸天井のようにポットの中心から花が広がります。花が散ってしまったら、なるべく早く花がらを摘み取ってください。株の形が崩れてきたら、元から少し上の部分から切り戻しをしてください。
まとめ
多くの花色を持つペチュニアですが、明るく、煌びやかな色の多いペチュニアには、珍しい色の品種です。白と黒の組み合わせということで、カプチーノと名がついたのでしょうが、コーヒーのカプチーノとは、白と黒の配置が逆ですよね。
どちらにしても、よくこの色合いの花を作るには大変な苦労があったことが想像されます。