ユリを育てたい!と思った時にどんなことを考えるでしょうか。
ユリを育てるのって難しいんじゃないか、そう思う方も多いのではないでしょうか。
確かに、ユリの花は美しいですしこんな立派な花を咲かせるのは容易ではない、そう思いユリを自宅で植えるのを戸惑ってしまいますよね。
しかし、ユリの育て方はそこまで難しいものではありませんし、初心者の方でも育てられるって知っていましたか?
今回は、ユリの中でも育てやすい、人気のある品種についてお話ししていきますね。
ユリ 人気 品種
ユリを育てたい!人気の品種を教えて!
・テッポウユリ
テッポウユリの開花時期は6~8月。
日本固有のユリの品種になります。
草丈は1メートル弱で15センチほどの大きさの花を咲かせます。
種は一般的に流通していませんので球根から植え付けるといいでしょう。
連作障害が出ますので翌年以降の植え付けの際はご注意くださいね。
水はけがよく日が当たる場所であれば、芽が出てきたとき、花が枯れるまで2週間に1度液体肥料を与えるだけで十分です。
花の色は白がほとんどですが、黄色やピンクのものも流通してきています。
・スカシユリ系
秋に球根を植え春になると葉を出し初夏に花をつけます。
草丈は0.5~1メートルほどなので大きくならず小さな庭でも育てることが出来ます。
スカシユリは花色も様々で白、ピンク、黄色、バイカラーと目を楽しませてくれますね。
耐寒性はないのでよく日の当たる場所に植え付けるといいでしょう。
肥料は芽が出てきたら2週間に一度液体肥料を与えます。
・オニユリ
オニユリは種ではなく葉に付け根にムカゴという黒っぽい実を植えます。
(このムカゴ、料理でユリネとして使われるものです)
もちろん球根も流通しています。植え付けは11月ごろで乾燥には十分注意してください。
肥料は花が先だ咲きだしてから緩効性のものを与えましょう。
花はほかのユリと異なりオレンジで黒点のある花を咲かせます。
・カサブランカ
とても香りがよく私もこの香りが一番好きです。
11月ごろ植え付けをし、水は与えすぎるとウイルス性の病気になりやすいので表面の土が乾いてから午前中に行いましょう。
肥料は3月に入ったら1週間ごとに液体肥料を与えます。
開花時期は短いですが育て方は難しくはないですよ。
・カノコユリ
開花時期は夏で、草丈も1メートル越で大きなものになります。
花は大きくないのですがたくさんのつぼみを持ちます。
水の与えすぎには注意します。乾燥気味でも十分育ちますし、とくに水やりをしなくてもいい品種ではありますが、表面の土が乾いていたらたっぷり水を与えましょう。
肥料は芽が出てきたら緩効性のものを少しづつ与え、開花してからまた、小さじ1程与えます。
まとめ
育てやすいユリの品種は異常なのですが、育てやすいと言っても水やりや肥料には注意してあげなくてはなりませんよ。
しかし、特別なものを用意するのではなく、普段、みなさんが気をつけて花や木をsp立てているものを使えば十分です。
華やかで存在感のあるユリを育ててみてはいかがでしょうか。