ルシファーと聞くとあの有名な堕天使を思い出しますが、こちらで紹介するのは、バラの品種、ルシファーのことです。とても繊細で難しいので栽培に失敗するバラ愛好家も多いのですが、どのバラにも言えることで水やり、日当たり、病害虫など育て方に注意すれば、栽培に成功する確率も上がるのではないでしょうか。こちらではルシファーの育て方を簡単ですが、ご紹介いたします。

バラ ルシファー 育て方

バラの品種のルシファーの育て方は?

ルシファーを育てるのなら大苗から栽培したほうが、成功する確率が高いようです。購入可能なら1年~2年くらいたった大苗が安心です。また、栽培するのなら鉢植えがおすすめです。

地植えでも栽培できないことはありませんが、鉢植えのほうが良い環境を選んであげられます。ルシファーは蒸れに弱いので、風通しと日当たりが良く、あまり雨に当たらない場所がおすすめですので、半日日陰でも栽培は可能です。地植えで栽培するとなると移動できませんが、鉢植えなら日によって環境が変化すれば移動も可能です。

水やりは頻繁にする必要はありませんので、土が乾燥したらたっぷりと与えれば大丈夫です。

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肥料は月に1回の追肥でよく、咲きそうな蕾を見つけたら追肥はお休みします。ルシファー栽培には農薬使用で栽培成功率も上がりますので、農薬使用はおすすめです。ただ、農薬使用には十分な注意が必要ですし、農薬が苦手、無農薬で育てたいということであれば、栽培できないことはありませんが、栽培成功率は格段に下がってしまいます。

ルシファーは葉っぱが少ないと弱りやすいので、剪定するさいにはできるだけ葉っぱを残すようにするために、花がらや不要な蕾を摘みとるだけにしておきましょう。

【まとめ】

ルシファーは、育てにくい、難しいと栽培に失敗して枯れてしまうことも多いのですが、良い環境を作ってあげれば、成功する確率も増えてくるでしょう。とは言っても、その良い環境を作ったあげること自体が難しいのは言うまでもありません。

・大苗を鉢で育て、日当たりが良く風通しの良い、直接雨に当たらない場所で栽培する。
・追肥は月1回、農薬を使用すると栽培に成功しやすい。
・葉っぱを多く残すために、剪定であまり切り過ぎず、花がらや蕾を取るくらいですませる。

ルシファーは栽培が難しいのですが、薄紫で上品な花を咲かせます。難しいかもしれませんが、その分、成功すればうれしさも倍増です。