ブルームーンのバラは半世紀以上もの歴史があり、初代紫色バラの代表として名声を博し、今もなお藤バラの代名詞として使われています。
ではブルームーンのバラはどのように育てればよいのでしょうか。
また、バラの剪定はどのようにすればよいのでしょうか。
ブルームーンのバラの育て方はどのようにすればよい?
ブルームーンは、1年を通して良く日の当たる風通しの良い屋外で育ててください。また寒さに強いので、屋外での冬越しも可能です。
土の表面が乾いたら水やりをしてください。水の量は鉢底から水が流れ出るくらいの多めの量を与えてください。
月に1回市販の固形肥料を与え、また週に1回ほど市販の液体肥料を与えると、更に花付きが良くなります。冬の時期は与える必要はありません。
冬の時期でも4日~1週間に1回程度の水やりは定期的にしてください。
上手に冬越しをすれば、5月中旬~下旬ごろに再びバラが開花するでしょう。
植え替えをする場合は2月中に行います。伸びた根を整理して新しい土を足し直しましょう。
バラの置き場所のスペースに余裕があるならば、ひと回り大きな鉢に植え替えた方が育ちやすくなります。ガーデンがある場合は地植えにしてもよいでしょう。
毎年3月~11月は害虫が発生しやすい時期です。市販の殺虫殺菌剤を定期的に散布して、早めの予防を心がけましょう。木酢液(もくさくえき)は、植物自体を丈夫にする効果もあるのでオススメです。
真夏の季節は、葉に水を撒くことでハダニの予防にも効果があります。
ブルームーンのバラはどのように剪定すればよいの?
ブルームーンの花が咲き終わった後は、5枚葉より1センチほど上の枝をカットして、咲き終わった花を切り落としてください。
上部の枝を切り落とすことで、また次の新芽が出てきます。
四季咲きのバラのため、この作業を繰り返すことで、年に3~4回ほど花の咲くのが楽しめます。
冬の時期は屋外で寒さに当ててください。こうすることで、株を休眠させることができます。寒さに当たるとバラの葉は落ちてしまいますが、株は生き続けます。
【まとめ】
ブルームーンのバラはダマスク・ティの強い芳香を放つことで人気があり、花形や耐病性は藤バラの中でも群を抜いて強いです。
ブルー系のバラを育ててみたいと思っている人は、ブルームーンからスタートすることをオススメします。