育てるのが難しいと言われるバラですが、ガーデニングする人の中でも人気が高い花の一つです。難しいと言われますが、手間が掛かれば掛かるほど愛着が湧いてきますよね。こまめに環境をチェックしてあげるのも大事ですが、しばらく外出で家を空けなければならない時もきっと来ます。特にお盆休みで出掛けるなど、夏真っ盛りの時に水やりする人がいないのは結構な一大事です。出先から帰ってきたら、バラがぐったりしていた…なんてこともあり得ます。

 では、旅行で家を空ける場合のバラの水やりはどうしたら良いのでしょうか?その対処法について、ご紹介したいと思います。

バラ 水やり 旅行 

【旅行中のバラの水やりはどうしたら良い?】

 旅行の日数によって対策の仕方も変わります。23日程度なら鉢の下に受け皿を敷いて、水を張っておきましょう。根腐れが心配にもなりますが、水を与えられない環境と、水が多い環境のどちらがバラにとって危機的状況かといえば、水を与えられないことの方が悪影響です。鉢植えが移動できるのであれば、受け皿の水が日光で温まらないように、やや日陰の場所に変えておきましょう。

 それ以上の日数を空ける場合は、ペットボトルを利用した給水方法がおすすめです。これは鉢植えでも地植えでも対応が出来ます。「水やり当番」というグッズを使う人も多いようです。このグッズは水を入れたペットボトルに給水チューブを入れ、本体を土に差してそこから吸い上げた水を少しずつ給水する仕組みのもので、毛細管現象を利用しているそうです。2個セットで約500円程で購入でき、手軽に使えるので人気も高いグッズです。

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 その他にも値段は高くなりますが、タイマー設定が出来る自動散水機も販売されています。電池式の物から不要の物、水やりの間隔や時間、水量など細かく設定できる物もあり、かなり便利です。これなら1週間以上の旅行でも安心できるかもしれません。

 【まとめ】

 もし旅行や出張などで、しばらく家にいられない場合は、水やりの対策をしっかりしておかなければなりません。せっかく手間を掛け、愛情込めてバラを育てても、季節によっては数日で簡単に枯れてしまうこともあり得ます。外出の日数や状況に合わせた、水やりの方法を選んでしっかり守ってあげましょう。