ツツジは5月になるとたっぷり花を咲かせてくれますが、上部で育てやすく、放っておくとかなり大きくなります。自宅の庭木として育てている方は、スペースが限られているので定期的に剪定をする必要があるでしょう。
この記事では、ツツジの剪定方法について、調べたことをまとめました。
【ツツジの剪定のやり方は?】
ツツジは、公園の植え込みなどで、丸いドーム状に剪定されているものを見かけることがありますが、形はあまり気にする必要はありません。公園のツツジは、見た目も重視して剪定されていることが多いからです。
しかし、小さくするために強く剪定しすぎると、翌年の春には花が咲きにくいということもあって、丸く刈り込むことが多いと言われています。丸い形をした植え木なら、手入れされた植え木なのだということが周辺の方にアピールでき、ないがしろにされにくいです。
剪定する場合は、まずどんな形に剪定するのか、樹形をイメージします。そこから、約一回り(3cmほど)の長さに、小さく少しずつ剪定していくのがコツです。また、上の枝だけでなく、下にある枝も切り取ってあげると見た目がスッキリします。
そして、剪定鋏などでイメージに沿って切っていきます。途中で不安になったら、手を止めて少し離れたところから樹形を眺めて確認するようにしてください。切りすぎたら戻すことはできないので注意しましょう。枯れている枝や、込みいって重なっている枝、不定枝も一緒に切ると、風通しがよくなって病害虫の被害をふせぎやすくなりますよ。
ツツジは特に手入れをしなくてもすくすく育ってくれる丈夫な庭木です。ただ、手入れを少しするだけで、花の姿を美しく見せることができるのでおすすめです。
【ツツジの剪定の時期は?】
ツツジは、花が終わってすぐに花芽の形成が始まりますので、花が終わってしばらく経ってから剪定すると、花芽まで切り落としてしまい、来年の花が少なくなってしまう恐れがあります。剪定する場合は、花が終わりかけのころを狙うとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はツツジの剪定のやり方について調べたことをまとめました。大きく育ち、植え込みにも向いているので、自宅のお庭などでぜひ美しく手入れしてあげてくださいね。