紫やし白の花を優雅に咲かせることで人気のクレマチス。そのなかでも乳白色の花や花後の果球が魅力的な、シルホサという種類があるのをご存知ですか?
この記事では、クレマチスの中でも特にシルホサという品種について、育て方をまとめました。
【クレマチスのシルホサの育て方は?】
クレマチス・シルホサとは、「シルホサ系」と呼ばれる原種で、英語では「Clematis cirrhosa」と表記します。ポルトガルが原産の原種で、10月に一度花が咲いたあと、その後五月ぐらいまで長期間にわたって花が咲き続けるのが特徴です。乳白色の花を咲かせ、花後の果球もかわいらしく、楽しむことができます。
他のクレマチスと同様、日光を好む花なので、半日以上よく日が当たる場所で育てるようにしましょう。日陰でも明るさがあれば大丈夫ですが、やや花つきが悪くなるおそれがあります。
水やりの仕方も基本的には他のクレマチスと同じで構いません。地植えでは根がきちんと張っていれば水を与えなくても元気に育ちます。しかし、晴天が続いた場合や葉に元気がない場合はたっぷり水をあげましょう。
鉢植えのシルホサには、土の表面がかわいたらたっぷり水をあげるのがコツです。地植えと違い、人が水を与えなければ水分が接種できないので、水の上げ忘れがないよう注意が必要です。
【クレマチス・シルホサの剪定方法は?】
シルホサの剪定は花の後におこないます。花首を切るだけにとどめる弱い剪定が基本となっています。しかし、生育が旺盛だとかなり伸びすぎてしまうことがありますので、そういう場合は、伸びすぎたつるを2分の1程度切り戻してもよいでしょう。新たなつるが次々に生えてくるくらい元気なので問題ありません。落葉性のシルホサは、新たに伸びたつるにも花がつきますので、長さが気になる場合や育ちすぎた場合は強剪定を行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はクレマチス・シルホサについてご紹介いたしました。
クレマチスは、古くから親しまれ、いろんな家庭で育てられてきた植物です。一年中花を楽しめる品種もありますので、是非好みのクレマチスを見つけてください。
カーテンのようにつるが垂れ下がる様子はとても美しいですよ。