ポインセチアといえば、赤や白などの一般的なクリスマスカラーのものや、ピンクや緑などの珍しい品種が様々で、私達の目を楽しませてくれますね。

ポインセチアの栽培は難しいと思われていますが、上手くやれば冬越しをして来年の冬も同じように楽しめるのをご存知でしょうか?

 

そこで大事なのが“切り戻し”と呼ばれる剪定作業です。

今回はポインセチアの切り戻しの時期とそのやり方について、注意点をまとめてご紹介します!

 

ポインセチアの切り戻しに最適な時期はいつ頃?

ポインセチア 切り戻し 時期 やり方

皆さんはポインセチアの赤い部分が花ではなく葉の一部だということを知っていますか?

これは“苞”という葉が変形したもので、花弁ではないのです。

 

花は“苞”に囲まれたつぶつぶの部分で、“苞”は花芽がつく10月頃から少しずつ赤く変色していきます。

1月ごろになると、赤色のまま枯れて葉が落ち、生育期に入る4月頃から新しく葉をつけて、また赤くなるために準備をするのです。

 

ココで重要なのが“切り戻し”ですね。

形が綺麗で元気のある株にするには、この作業が必ず必要です。

 

さて、この”切り戻し“をいつやるのか?といいますと、植え替えをする3~5月に行うのが一般的です。

冬の寒い時期は、切り口に霜がつくと枯れてしまうことも。

 

生育期の初めに行うことで、株の成長を促し、それは元気な葉をつけることに繋がります。

この時期以外に“切り戻し”をすることは、株を痛めたり葉の成長を阻害するので避けたほうが良いでしょう。

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ポインセチアの切り戻し、やり方と注意点はこれです!

“切り戻し”作業がなぜ必要なのか?といえば、古い葉を落とすことで養分を新しい葉に行き渡らせて成長を促すためです。

ポインセチアは生育期に入ると、どんどん葉が増えてしまうため、切り戻しは欠かせない作業なのですね。

 

それでは、“切り戻し”作業の注意点についてです。

用意するものは、剪定ハサミとゴム手袋です。

なぜゴム手袋?と思うでしょうね。

 

ポインセチアの樹液はフォルボールという有毒成分が含まれていて、口に入ると下痢や嘔吐の症状、皮膚につくとかぶれることも。

もし、皮膚に付いた時は、素早く水で洗い流しましょう。

症状があった場合は早めに病院へいってくださいね。

 

ポインセチアの株の根元過ぎない場所で土から出ている茎の2~3節(15~20cm)が残るように、切り落とします。

バランスを見ながら他より伸びている部分は枝を短く。

 

短くすることで、他の枝とのバランスが取れ、開花時期には綺麗に揃いますよ。

葉はほとんど残らない感じになりますが気にせずバッサリ切って大丈夫です!!
“切り戻し”後は、新芽がどんどん伸びてきます。

 

まとめ

“切り戻し”はポインセチアを楽しむためには必須の作業です。

毎年行うのは面倒かもしれませんが、行うことで元気になり、見た目も綺麗になるので必ずしてあげてくださいね!

植え替えと一緒に行うと手間が省けますよ!!