紫陽花を毎年育てていると、花が終わりかける頃に剪定することを考えます。特に素人が独学で行う場合には、どの時期にどれを剪定すればいいか悩むとことです。来期もきれいな花を咲かせたいならば、剪定はしたほうがいいと言われています。そのような悩みを解消できるよう、まとめていきたいと思います。
剪定する時期は?
紫陽花は花が終わるころの7月半ばくらいに剪定するのが良いと言われています。この時期にはまだ、花がついていることもありますが、花が咲いていても剪定を優先すべきです。剪定の時期を逃すと、咲いている花はともかく、咲き終わった花の枝や葉にも無駄な栄養分が流れていきます。無駄に流れないようするためにも、また来期の花のためにも剪定はこの時期に済ませてしまいましょう。開花が本州より遅い北海道など寒い地域では、8月中旬~下旬に行うのがいいでしょう。開花時期によって花が終わる時期も変わってくるので、終わりそうな時期に見極めて、剪定を始めるようにしましょう。剪定は早すぎるのは問題ありませんが、遅すぎると手遅れになる場合があります。
紫陽花を剪定する方法は?
紫陽花の花が咲き終わったら、花から2節下の脇芽が出ているあたりをカットします。花が咲かなかった枝はカットはせずそのままにします。葉や茎は次の花を咲かせるのに必要なので残しておきましょう。まだ花が咲いていて終わっていない花もあると思いますが、そちらもカットしてしまいましょう。
剪定することで、風通しがよくなり、害虫被害や病原体予防にもつながりますので、風通しを考慮して枝をカットするのもいいと思います。病気に感染していたり、害虫被害にあってしまっていたら、該当の部分は即座にカットしてしまいましょう。他の部分に広がってしまったらすべて水の泡となりますので。
まとめ
花が終わる時期は育てている紫陽花ひとつひとつが違うと思います。剪定する時期を花が終わったら行うと決めている方やマニュアル通りに7月半ばころに行う方もいると思います。どちらの方が効率のいいやり方かは断言しかねますが、迷っている場合はマニュアル通りに実行してみましょう。最初から完璧に剪定しようとは考えずに、まずは実行することからはじめてみましょう。最後は経験から時期を判断できるようになりますので。