夏の思い出を彩る夏の風物詩、ひまわり。昔から小学校の夏休みの宿題で採用されることも多く、日本人にとってなじみの深い植物の一つです。古くからひまわりといえば、背丈の高い黄色い花びらの元気な姿を思い起こす人も多いのではないでしょうか。しかし現代では、品種改良もあり、テーブルサイズにアレンジできる小さなひまわり、グッドスマイルという品種が注目を集めています。
かわいいひまわりグッドスマイルの特徴
グッドスマイルの特徴としてあげられるのが、育て易さとそのサイズです。まずは一年中育てる事が出来、種を蒔いてから約50日程で開花するという育て易さです。開花期間も比較的長く、一般的なひまわりが1週間ほどとされているのに対し、グッドスマイルは10日前後と長く楽しむ事が出来ます。また発芽して10日前後にわざと枝を切り取って分岐させる「摘芯」を行う事で、枝と花の数を増やしてゴージャスにアレンジすることもでき、分岐した花を合わせれば20日程の鑑賞期間となります。耐病性も高く室内で手軽に育てる事ができ、ガーデニング初心者にもおすすめの品種です。
テーブルサイズのひまわり、グッドスマイル
もう一つの特徴がサイズです。地上で育成して最大で45センチ程までしか育たない比較的小さなひまわりで、花径は一般的なひまわりが20から30センチなのに対し、16センチと少し小ぶりです。日が短い時期に育てることで15センチほどのコンパクトなサイズにすることもできますが、花弁は他のひまわりの品種よりも形が整い多いため、見た目にボリューム感があります。小さく育てた場合、一見造花に見えてしまう程のかわいいサイズですが、テーブルの上に置いておくと、季節感のあるおしゃれな空間にアレンジできます。逞しくもかわいいその姿にきっと癒されるはずです。
まとめ
常に太陽の方向を向くひまわりは、漢字で「向日葵」と書き、その容姿からも英語ではsunflower(太陽の花)と呼ばれ、太陽を象徴する花として定着しています。比較的病気や乾燥にも強く猛暑にも太陽に顔を向け高くそびえる元気で力強いその姿は、夏の暑さを待ちわびていたように、楽しんでいるかのようにすら見え、夏ならではの花と言えるのではないでしょうか。現代においても、ひまわりはその力強さと元気さで、私たちの生活の多様化に追いつき形を変え、寄り添います。日本人の生活様式に合わせたグッドスマイル、育ててみてはいかがでしょうか。