アジサイとはアジサイ科に属する花で、主に梅雨の時期に淡い色の小さな花をたくさん咲かせます。道端にも植えられていて梅雨のジメジメした空気を可愛らしく和らげてくれます。一般的なアジサイは品種改良をしてできたものです。花弁に見えるものは装飾花といい、実はガクが変化したもので実際の花は装飾花の近くにある粒のほうです。アジサイは比較的病気などに強いようですが、それでも病気になってしまうときがあります。主な病気の中の一つ、うどんこ病を紹介します。

紫陽花のうどんこ病対策方とは?

うどんこ病 対策 薬剤

うどんこ病とはその名の通り、葉っぱにうどん粉のような白いものがはえる病気です。この白いものは「カビ」です。梅雨の時期や秋頃に発生しやすくなり、放っておくと光合成ができにくくなり次第に枯れて付近の植物にまで菌が拡大して行きます。初期の段階であれば薬剤で繁殖を止めることができます。すでに進行が進んでいるものは葉っぱを切り落とさなくてはいけなくなります。カビが生えた部分は治らないので、たくさんあるときは切り取ってしまうのが良いでしょう。

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紫陽花のうどんこ病に効果的な薬剤はどれ?

うどんこ病が初期段階の時は自作のスプレーを撒くだけでも効果があります。発症しているのを見つけたら7日ほどの感覚を開けて、薄めたお酢や重曹をスプレーすると効果があります。重症になってしまった時は、病気になった葉を摘んで市販の薬剤を巻きましょう。オススメの薬剤は殺菌効果の高い「ダコニール」や害虫にも効果のある「サンクリスタル乳剤」、初期症状の時に使える安全度の高い「カリグリーン」などです。

まとめ

うどんこ病にかからないように予防するのが一番紫陽花に優しいので、適度な日当たりと湿度を保てるようなところに置き、定期的に水やりをしましょう。薬剤を予防として巻いておく時は一つのものを使い続けるよりもいくつかの薬剤を使ったほうが菌に耐性ができにくくなるので薬剤を使う方はいくつかの薬剤をローテーションで回して使うと良いでしょう。紫陽花を病気から守って綺麗な花を咲かせましょう!