カポックは初心者でも育てやすい品種として親しまれている植物の一つです。
観葉植物の中でもとても丈夫でその種類は約600種類ほどあるそうです。
世界中の温帯地域から亜熱帯地域に広く分布しているカポックは日本でホンコンという品種が特にメジャーです。
今回はそのカポックを屋外で育てる方法についてご紹介します。
屋外でのカポックの育て方について
カポックは春から秋にかけては容易に屋外で育てることができます。
屋外でカポックを育てる場合、直射日光には気を付けなければなりません。
気付かずに直射日光に当たっていると葉っぱが葉やけを起こしてしまいます。
葉やけを防ぐためには遮光をする必要があります。遮光ネットなどで株を覆って30%から50%ほどの遮光をしましょう。
ある程度の日光は必要ですので完全に遮光しないように気を付けましょう。
カポックは暑さに強い植物なので暑さ対策は特に必要ありませんが、気温が40度以上になるような猛暑の日は日陰に移動するのもおすすめです。
カポックはとても丈夫だと言われている植物ですが、観葉植物ですので寒さにはそこまで強くはありません。
一般的に耐寒性はやや弱く、最低気温0度を下回る地域では越冬は難しいとされています。
最低気温が0度以上の地域であれば、秋のうちから寒さにならしておくことで屋外で越冬することも可能だと言われています。
地域によっては地植えでの越冬が可能なのです。
カポックは霜にあたると弱ってしまうので0度以上の地域でも特に寒い時期は軒下などに移動しておきましょう。
冬の寒い時期だけ室内で育てるのがおすすめです。
また、屋外で育てる場合は害虫にも気を付けましょう。
屋外ならダンゴムシやナメクジ、バッタの被害に遭う可能性があります。
特にナメクジやバッタに食害されるとあっという間に葉っぱが減るので株が弱ってしまうことも考えられます。
【まとめ】
カポックを屋外で育てる方法はお住まいの地域の最低気温や霜が降りるかどうかなどによって条件が変わってきます。
春から秋にかけては屋外で大丈夫です。