カランコエは小さな花が花束のように咲くイメージがあります。
しかし、カランコエは多肉植物なので、数ある品種の中には、花が咲かないどちらかというと観葉植物のようなカランコエもあります。
「カランコエ ファング」はまさにそうで、花を楽しむのではなく特徴的な葉っぱの成長を楽しむ植物になっています。

多肉植物 カランコエ ファング

「カランコエ ファング」は個性的な多肉植物

ファングは「カランコエ ベハレンシス」和名では「仙女の舞」の変種と言われています。
特徴はフェルト生地のように肉厚な葉っぱには短い白い毛が覆われています。
また、茶色い縁取りのような模様が入っており、葉の裏には小さいポツポツが出ています。
このポツポツや葉のギザギザな形が、名前の由来「ファング(牙)」なのかもしれません。
多肉植物を購入しようとお店に行ったとき、店頭で陳列しているファングを一度は触って手触り感を確認したことがあると思いますよ。
ファングは寄せ植えなどにも使われ、モケモケした毛に癒されますが、実は育てると30センチ以上大きくなり、中には1メートル以上成長するのもあるそうです。
なんか想像できない感じですね。

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でも、この肉厚のモケモケした葉っぱの一枚一枚が手のひら位に大きくなるのを考えると南国の原生林のような迫力があるかもしれません。
育て方は通常のカランコエより日光を浴びさせてください。
夏の直射日光は避けなければいけませんが、折角の葉の色が悪くなるので、冬は少し日向ぼっこをさせてください。
お水は乾燥気味に上げてください。真冬は1か月に1回でも良いかもしれません。
ファングは湿気に弱いので、水を上げ過ぎると根腐れを起こしやすいです。
出来れば、風通しの良い場所に置いてあげましょう。

【まとめ】

カランコエは変種や品種改良などで300種類以上あります。
このファングも色々調べたら、「カランコエ ファング」とも「カランコエ ベハレンシスファング」とも書いてあり、どの説があっているのかあっていないのかが、私には不明でした。
しかし、この多肉植物では代表的なポツポツモケモケな感じは、どんな通り名があっても廃れることはないし、人気植物だなと感じます。
私も今年はこのファングを大きく成長させて、リビングの目立つ場所に置こうと思います!