「カランコエ オルギアリス」と言ってもあまりピンとこない人がいるかもしれません。
しかし、「仙人の舞」と言ったら想像がつくでしょう。
和名での名前の方が流通しているこの植物は個性的な特徴のある植物です。
さて、どんな特徴のある植物なんでしょうか?
冬でも育てやすいカランコエ オルギリアス
この仙人の舞はマダガスカル産 ベンケイソウ科 カランコエ属の多肉植物です。
花は咲かず、葉に特徴のある植物です。
葉の表面は茶褐色でベルベッドのような白い毛に覆われています。
柔らかい産毛を触っている感覚になるかもしれません。
葉の裏は少し銀色がかった緑色をしています。
特徴を少し文章にしただけでも、ミステリアスな植物に聞こえますね。
葉の形は卵型なので「金の卵・金卵」とも呼ばれています。
このカランコエ オルギアリスは調べていくと何種類もの名前がついており「仙人の舞」「金の卵」のほかに「天人の舞」や「銀の卵」とも呼ばれています。
最初、同じ多肉植物なのになぜこんなに名前がついているか不思議でした。
しかし、この植物は同じ株から増えても天候や場所、その他色々な条件によって育ち方に違いが出てきて、その色合いなどで名前を付けているのではないかという見解にたどり着きました。
私個人の見解です。詳しくはお店の方や生産者の方に聞いて下さいね。
ただ、流通している和名は「仙人の舞」が一番多いので私のようにあまり深く考えず、お店では仙人の舞で探すのがよいでしょう。
【まとめ】
育て方はカランコエと考えるより多肉植物やサボテンと考えて育ててください。
あまり水をやりすぎると根腐れを起こすからです。
2~3日に1回のペースで良いでしょう。
また、室内でも日当たりの良い場所で育てた方がきれいな葉の色になります。
増やすのも難しくはないと思います。
葉挿しでも挿し芽でもすぐ芽がでてきます。
私は葉挿しで成長するのを観察するのが好きなので、この仙人の舞も増やすときは葉挿しで挑戦してみようと思っています。
ただ、寒さにはめっぽう弱いみたいなので、温度には気を付けて育てなければいけません。
水を与えすぎず、ぬくぬくと温かい場所で成長を見守ってくださいね!