アンスリウムという植物をご存知でしょうか。
これは、観葉植物で、主に緑色の葉と赤の葉が可愛く、最近では20代の主婦から70代以上の年配の方々まで幅広い年代に親しまれている植物です。
この観葉植物アンスリウムは肉穂花序(にくすいかじょ)に花を咲かせます。
実は、花そのものは、あまり目立たず、葉の色を楽しむ人が多いようです。
今回は、観葉植物アンスリウムの葉っぱの大きさや特徴について紹介いたします。
アンスリウムの肉穂花序とは、どのようなものでしょうか。
水芭蕉がイメージできるでしょうか。水芭蕉には、中央に棒状のもがあり、そこに花が咲いています。この棒状のものを肉穂花序(にくすいかじょ)と言います。肉穂花序がある植物は、サトイモ科のものが多く、アンスリウムもサトイモ科に属します。この肉穂花序と言われる棒状のものに咲いた花を保護するかのように仏炎苞という花びらのようなものが覆います。
さらに、その周囲を葉っぱが覆い、その様が美しく見えます。水芭蕉は、凛とした感じでしょうか。アンスリウムには、情熱のようなものを感じ好きだという人が多いようです。
アンスリウムの葉っぱの大きさはどのようなものでしょうか。
先ほど紹介した葉っぱは、肉穂花序を保護する仏炎苞を守る目的もあるため、15センチから20センチほどまで大きくなります。色は、仏炎苞の色は、主に赤、ピンク、緑、白が多いです。葉っぱの色が褪せてくると、黄緑色に変化するという特徴もあるようです。 水分が不足してくると、葉っぱの先が茶色く変化してきてSOSを知らせます。水分を好む葉っぱで、明るすぎず、暗くないところで水分を十分に与えてあげると元気に育つようです。
また、大きな特徴としてエアコンの風が苦手で風が直接当たるようなところですと、水分が不足し、元気に育たないという特徴もあるようです。
まとめ
最近人気が高いアンスリウムですが水芭蕉のように棒状の肉穂花序という部分にたくさんの花を咲かせ、それを葉っぱが守るかのように咲きます。
この葉っぱの部分の色が鮮やかで、この部分の変化を楽しむ観葉植物です。
花屋さんなどで見かけた際には、ぜひ一度、ご覧になって見てはいかがでしょうか。