種子からでも育てやすいオシロイバナ。
種子はどこで手に入るのでしょうか。また、価格はどれくらいなのでしょうか。
【オシロイバナの種が販売されているところは?】
園芸店やホームセンターで、手に入れることが出来ます。
また、タネ屋さんのホームページからでも購入可能です。
価格は種類によって違いますが、160円台からあります。
売られる時期は、春ごろです。
オシロイバナの原産は、南アメリカです。
原産国では、多年草として扱われますが、日本では一年草として扱われます。夏から秋にかけての夕方に開花するので、別名「夕化粧」と呼ばれています。
オシロイバナは、虫に受粉させてもらったり、自分でも受粉ができます。
夕方に花が咲くと、良い香りを漂わせ、虫をおびきよせます。
そのあと、めしべとおしべをクルクルと丸めて、花がしぼんでいきます。
とても、生命力が強い花なんですね。
オシロイバナは、大きく成長します。草丈が1mほどになる品種もあります。
育てるには、広い庭が必要です。
背の小さな花の近くにオシロイバナを植えると、光が届かなくなってしまうので、注意が必要です。
気温が低いと発芽しづらいので、5~6月が種を蒔くにはいい時期です。
冬でも2~3℃くらいあるような暖かい場所では、冬でも越冬可能です。
夏は、暑さに強いのですが、鉢植えの場合、土が乾きやすいのでたくさん水をあげます。
庭に植えた場合は、雨で十分なのですが、雨が降らない日が続いたら水をあげます。
花の色は、赤・ピンク・白・黄色、いろんな色の花があり、中には同じ株から違う色の花が咲いたりします。
種類によっては、絞り咲き、色が混ざったマーブルなどがあります。
とてもキレイな花なのですが、毒があります。
特に、根や種に毒を多く含みます。
間違えて食べてしまうと、腹痛・下痢・嘔吐を引き起こしてしまいます。
ペットや小さい子供がいる家庭は、間違えて食べてしまわないように気をつけましょう。
ただ、毒自体はそんなに強くないので、怖がらなくても大丈夫です。
種の中にある白い粉でお化粧ごっこをしたり、花を使ってパラシュートとして遊んだり、花を爪に塗ってマニキュアにしたりして遊ぶこともできます。
一昔前の子供たちは、そうやって遊んでいました。
また、花から酵母を作り出して造った日本酒もあるようです。とても香りが良くフル―ティな味なんだそうです。
【まとめ】
オシロイバナの種子は、園芸店やホームセンターで販売されています。
ネットでも購入可能です。
価格は、160円台からあるので、手軽に買えます。
丈夫な花で初心者でも育てやすいので、オシロイバナを種から育ててみませんか。