秋の季節を感じさせてくれる、可憐で可愛らしいリンドウ。リンドウは、夏から秋へと季節の移り変わりを感じさせる花として、お部屋の中に切り花として飾る方もいますよね。そこで、リンドウの切り花を長持ちさせる方法について紹介します。
リンドウの切り花を長持ちさせるには!?
リンドウの切り花は、基本的に室内の日光がよくあたる場所に置きましょう。リンドウは、日が当たっているときにしか咲かないという特徴があるので、つぼみの状態で購入した時でも日当たりのよい場所に置くと花を咲かせます。
少しでも切り花を長持ちさせるにはコツがあります。このコツに注意すればリンドウの切り花が長持ちしやすくなりますよ。
(1)花瓶の水は入れ過ぎない!
リンドウの花を入れる花瓶には、水を入れ過ぎないようにしましょう。たっぷり水を入れて、茎の部分まで水に浸かった状態になると傷みが進んで長持ちしません。花瓶に入れる水は浅めにして切り花を入れてください。
(2)余分な葉は摘み取る
リンドウの切り花に、多めに葉がついていたら余分な葉を少し摘み取って量を減らします。葉が多すぎてしまうと、葉から出ていく水分が増えるので枯れるのが早まります。
また、つぼみも葉と同じで、たくさんつぼみが付いていれば、それだけ栄養分が取られることになります。そうすると、すでに開いている花の持ちが悪くなる傾向があるので、全体的なバランスを見てつぼみを摘んで調整するのも切り花を長持ちさせるコツです。
(3)水切りをする
水きりは、リンドウの花だけではなく他の切り花でも長持ちさせる方法の一つです。水切りは、水の中で茎を斜めに切って、切り花がスムーズに水を吸い取るのを助けるので切り花が長持ちしやすいです。
通常は、ハサミで斜めに切りますが、リンドウの場合は手折りでも大丈夫です。手折りすると切ったところの断面が広がるのでより吸水しやすくなります。
(4)直射日光を避けエアコンや暖房が当たらない場所で
リンドウは、日当たりのよい場所を好みますが、夏は直射日光を避けて明るい場所に置くようにしましょう。また、エアコンや暖房が当たらない場所に置いてください。リンドウは乾燥が苦手なのでエアコンや暖房が当たる場所では長持ちしにくいです。
まとめ
リンドウの切り花を入れている花瓶の水は、常に清潔な水にしておくように心がけましょう。ぬめりを感じたら軽く洗い流すだけではなく、スポンジなどを使ってよく洗い、清潔な水で切り花を育てるようにしてくださいね。