リンドウは、古くから野山に自生する花として親しまれてきたお花です。その愛らしいリンドウの切り花を、室内のインテリアのアクセントとして飾られる方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、リンドウの切り花が出回る時期についてお話しします。

 

リンドウの切り花が出回る時期は!?

リンドウ 切り花 時期

リンドウは、改良された品種や変種など種類が豊富で、日本に存在するリンドウは約18種あるといわれています。もともと薬にも用いられていたリンドウは、現在でも漢方薬として利用されています。

リンドウの中でもよく栽培されている人気の種は、横に広がりながら育ち、コンパクトで小さな鉢植えにも合うシンキリシマリンドウや、先端に花が咲く草丈が高いオヤマリンドウ、切り花向きで寒さに強く暑さに弱い傾向があるエゾリンドウなどの品種があります。

他にも、花はほとんど開きませんが、青紫の花色が特徴な<いわて乙女>なども有名なリンドウです。それぞれ、花の咲き方に特徴がありますが、キリシマリンドウ系は、草丈は短く先端部に花を咲かせる特徴があり、エゾリンドウ系は、反対に草丈が高く、上にすらっと立ち上がった茎の節々から花を咲かせます。そんなリンドウが出回る時期は、リンドウの花が咲く時期になります。

スポンサードリンク

リンドウの花が咲く時期

秋の代表的な花として知られていますが、リンドウが花咲く時期は、夏の8月の終わり頃から11月頃までです。だいたい夏の盛りの8月頃から出荷が始まって、早ければ秋の花としてお盆の時期に出回ります。

出荷のピークは9月になったお彼岸の頃です。ちょうど9月は敬老の日もありますが、リンドウは、高貴な花や生薬として昔から重宝されていたことから、敬老の日のお祝いで贈られることが多い花なので、この時期になるとあちこちの生花店でリンドウの切り花が出回ります。

また、花が咲いている期間は、比較的短く5日から10日ほどです。リンドウの切り花を長持ちさせるには、日の光がよくあたる場所に置いて、乾燥させないような工夫をすることです。そうはいっても、花が枯れてしまう原因には、カビもあるので風通しのいい場所や湿気の少ない場所に置くなどしましょう。

 

まとめ

リンドウの基本種の花色は、紫色やピンクですが他にも白い花を咲かせるリンドウもあります。どんな色でも、可愛らしく清楚な雰囲気を持つリンドウなので、部屋に飾ったり人に贈るなどには合うお花ですよ。