夏の終わりごろから生花店に並ぶリンドウの切り花には、様々な種類があります。どのリンドウも清楚で可憐で心惹かれて購入する方も多いですよね。そこで、リンドウの切り花を長く楽しむために、リンドウの切り花を上手に育てる方法について紹介します。

 

リンドウの切り花の上手な育て方

リンドウ 切り花 育て方

リンドウの花の育て方は、切り花でも鉢植えであっても日の当たる場所に置いて育てるのが基本です。リンドウは、太陽の光が当たらないと花が開きません。鉢植えでは、日当たりのよい場所で育てると、よりは花付きもよく枝葉もしっかりした株になります。

切り花も同じく、つぼみの状態で購入した場合でも、しっかり日当たりのよい場所に置いておくと元気よく花を咲かせます。リンドウの切り花の育て方には、いくつか注意点がありますが、まず花瓶に入れるお水の量はたっぷり入れれば良いというものではありません。たっぷり水を入れた花瓶に切り花を入れると、茎が多く水に浸かっている状態になるので傷みやすいです。

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また、リンドウは、乾燥を嫌う植物なので水切りを行うと水分を良く吸ってくれます。水切りは、手折り(手で折る)でも大丈夫です。手折りで行うと水を吸い上げる面積が大きくなるので、乾燥を嫌うリンドウには適しています。

リンドウの切り花を置く場所は、クーラーや暖房などの風が直接あたるところは避けましょう。リンドウを乾燥させてしまうので厳禁です。リンドウの育て方の基本は、リンドウを日当たりのよい場所に置くことです。

ただ、夏など暑い時期は、直射日光が直接当たらないようにしましょう。風通しが良いところに置くのが最適です。リンドウの切り花を長く育てたいなら、清潔な水を保つことも重要です。水を変えずにいると細菌が増えてしまい、その細菌を切り花が吸い込むと枯れが早く進んでしまいます。

水替えの時は、花瓶を簡単にすすぐだけではなく、スポンジを使ってヌメリなどもよく洗い流します。もし、花の傷みが進んだら、数日に1回、1~2cmほど茎をカットして、切り口を新しくすると水の吸い上げが良くなります。

リンドウの切り花に、葉が多くついているなら、葉を摘んで量を減らすのもリンドウが枯れるのを防ぐことにつながります。葉が多すぎてしまうと、葉から出ていく水分が増えるのでリンドウが早く枯れます。

 

まとめ

リンドウの切り花を元気に育てるには、生花店や園芸店などで販売されている延命剤を使うのもおすすめです。日当たりの良い場所で、適切に水を管理すれば十分長持ちして楽しませてくれますよ。