赤やピンク、白といったかわいらしい花を咲かせるサザンカ。今回はサザンカの実について注目していきます。サザンカは実がなるのですが、実がなる時期はいつなのでしょうか！？またサザンカの実はなにかに使われるのでしょうか！？
サザンカの実がなる時期は！？
サザンカは実をつける花です。サザンカの実は、開花した翌年の9月に実を付けます。夏の終わりに実を付けるのです。
サザンカの実は不規則、不定形ではありますが約2㎝ほどの大きさとなっています。不規則、不定形といいましたが、ほぼ球形です。
サザンカとよく似た花として知られるツバキ、ツバキもサザンカ同様に実を付ける花です。サザンカとツバキは花だけでなく実もよく似ています。
しかし触ってみるとサザンカ、ツバキの実は見分けることができます。サザンカの実を触ってみると表面にうっすらですが毛が生えています。一方ツバキは触ってみるとツルツルで毛が生えていません。
実を付けたサザンカは10月頃に成熟し、先端から3つに裂けて黒褐色の種子を覗かせるようになります。
サザンカの実は食べることができません。ちなみにですが、似たような実を付けるツバキの実からは油をとることができるようです。
ヘアケア用品でツバキオイルというのを聞いたことがある人は少なくないのではないでしょうか。
サザンカもツバキ同様、実から油を採取することができます。しかし素人が自宅で油を取ろうとするのは無理です（ツバキも同様に無理です）
サザンカの実は基本的には剪定してしまった方がいいんだとか。実を付けたままにしておくと株が弱ってしまうと言われています。
まとめ
サザンカの実について紹介していきました。
・開花した翌年の9月に実をつけ10月に実が成熟する
・サザンカの実は約2㎝で球体に近い形をしていることが多い
・サザンカの実の表面にはうっすら毛が生えている
・株が弱ることが考えられるため実は剪定した方が良い
いかがでしたか！？せっかく実をつけてもとくになにかになるということはないようです。もしなにか活用方法があればいいのですが…。
