ラベンダーの開花の条件は、元々ラベンダー自体が寒冷地仕様なので、開花の条件としては、水の量や肥料の量などによって違ってきています。
今回は、ラベンダーの開花の条件を簡単に解説していきます。これは寒冷地ではなく、関東方面で育てる前提で説明してきたいと思います。
開花の時期は早咲きのものがあれば、遅咲きの品種のものがあります。
品種によっては開花の条件が若干変わってきます。
【ラベンダーの開花の条件があります】
毎年6月頃には、ラベンダーが開花のピークを迎えますが、開花には条件があります。
これは、前年度のラベンダーをしっかりと剪定をしているかに限ります。
ハーブの女王とも言われるラベンダーですが、水はけを良くして、日当たりに気を使い、剪定をしっかりすることで、開花の条件が揃います。
ラベンダーの開花の条件は、まずは通気性が良いことです。これは開花の時期が過ぎたら、思い切って剪定をすることが大事になります。
この剪定を放置すると弱りやすく、また枯れてしまう可能性があります。
そして、水をしっかり与えていることが大きな開花条件にもなりますので、気をつけてください。
【ラベンダーを開花するための気温とは】
ラベンダーが開花するための気温は、およそ17度~20度と見てもいいです。なぜかというと、あまり寒すぎても開花しないし、暑すぎても開花しません。
例えば富良野ラベンダーを例にとると、ラベンダーの開花時期の気温を確認すると、およそその位で開花しているのです。
元々、ラベンダーは寒冷地で咲くハーブなので、5月の早咲きの品種から7月の遅咲きの品種によって温度が違ってきています。
開花するための気温は、初夏では17~20度、夏場だと23度ぐらいで開花します。
開花が一日ずれたりするのは、気温差があることが原因とされています。
富良野ラベンダーの場合の開花日は、一番早い開花日は7月上旬、遅い開花日は7月の中旬であることがわかっています。
開花データをとっているために、このような数字になりましたが、その年の気候にもよりますので、あまり気にしないことです。
【まとめ】
ラベンダーの開花の条件をいろいろ挙げてきましたが、やはり花の後の剪定がしっかりとしていることで、毎年きれいなラベンダーの開花ができるのが一番です。ラベンダーの種類にもよりますが、通気をよくすることと、水をしっかりと与えること、そして肥料を適宜与えることがラベンダーをしっかりと開花させる条件です。
万が一鉢植えでラベンダーを育てる場合には、根詰まりに気をつけることと、開花したら剪定をすることが大事になります。
気温にも気を使うことが大事ですので、夏は日陰を好み、冬は寒い場所を好むために、すだれなどを使ったり、寒い場所にラベンダーを置いたりすることも必要となります。
こうして、開花の条件を揃えていって、きれいなラベンダーを咲かせていきましょう。