大きく白い花の特徴的なカサブランカはその豪華な花弁と強い香りで人気の高い花です。
結婚式でも用いられることが多いカサブランカですが、その花のおおきさはどのくらいなのでしょうか?
色は白以外もあるのでしょうか?
カサブランカの花の大きさや色についてみていきましょう。
【カサブランカの花の大きさは?】
球根の大きさで花の大きさも分かるといわれるくらい球根の状態が重要なカサブランカですが、花の大きさはだいたい20~25cm程です。
高さは1~2m位にまで成長します。背も高く花も大きいので球根から植える際には深めに植えなければなりません。
つぼみから下向きにつき花が咲いた時も下向きに咲きます。
【カサブランカの花の色は?】
カサブランカとして黄色やピンクの色の花が売られている場合もありますが、カサブランカではなく他の名前がついていることが多いです。
本来のカサブランカはスペイン語で「白い家」という意味があり、花の色は白と決まっているので本当は白色しかありませんが、花が似ていることでカサブランカとして売られていることがあるのです。
ピンク色のカサブランカで「マレロ」と「ピンクパレス」という品種があります。
「マレロ」は花の中心が白色でだんだんとピンクになっていきかわいらしさと気品が溢れる品種です。
「ピンクパレス」は花の中心までピンク色で鮮やかな品種です。そして花の向きもやや上向きに咲いています。
【まとめ】
大きくインパクトのある花と香りで高貴なイメージのカサブランカ。他の色もありますが、正式にはカサブランカではなくカサブランカに似たユリの花を品種改良されたものです。
真っ白も人気ですが、ほんのり色づいたピンクや鮮やかなピンクも人気です。
カサブランカとして販売されているものも多く花言葉にもでてくるので意外に思う方も多いと思いますが、オリエンタル・ハイブリットというユリの種類なのでカサブランカではないということです。
カサブランカにこだわらなければ色味をかえてユリを楽しんでみてもよいですね。